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嘉穂高同窓会が給付奨学金 基金立ち上げ、国内外研修も支援 4日の総会で寄付呼び掛け [福岡県]

「嘉穂の翼基金」をPRする嘉穂高校奨学財団の田代隆博代表理事
「嘉穂の翼基金」をPRする嘉穂高校奨学財団の田代隆博代表理事
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 飯塚市の嘉穂高同窓会(吉岡輝城会長)は在校生や卒業生を対象とする返済不要の給付型奨学金制度の創設や国内外研修事業の支援に向け、一般財団法人「嘉穂高校奨学財団」を立ち上げた。4日に市内で開催する同窓会総会で趣旨を説明し、寄付を呼び掛ける。目標は毎年1千万円。財団は「生徒や大学生が安心して学べる環境づくりに協力したい」としている。

 財団によると、同校は2011年度から5年間、科学技術や理数系を重点的に学ぶ「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に文部科学省から指定され、計約6千万円の補助を受けた。国内外の大学への研修やノーベル賞受賞者の講義などに取り組んだが、16年3月で指定が終わった。

 学校側から「生徒のために研修事業を続けたい」と同窓会に申し入れがあり、新たに奨学金を含めた支援制度とすることを目指し、今年7月に財団を発足させた。「嘉穂の翼基金」の名称で8月から募集を始めており、全国の16支部を通じて、約3万5500人の同窓生に協力を求める。

 早ければ来年度から在校生や卒業生(大学生に限る)に給付型奨学金を交付するほか、運動、文化、国際交流事業の支援費などに充てる。奨学金の給付額や対象者の条件など制度の詳細は検討中という。財団の田代隆博代表理事は「基金を生かして世界に羽ばたいてほしい。他校のモデルとなるような育英奨学事業を行いたい」と話している。

=2017/11/03付 西日本新聞朝刊=

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