飯塚の山元さん現地で歓迎 古紙回収でミャンマーに学校建設 国営新聞が活動を紹介 子どもたちの喜び励みに [福岡県]

益金で建てられた学校で子どもにプレゼントを渡す山元将生さん(右)
益金で建てられた学校で子どもにプレゼントを渡す山元将生さん(右)
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山元さんを紹介するミャンマーの国営新聞「ミャンマー・アリン紙」
山元さんを紹介するミャンマーの国営新聞「ミャンマー・アリン紙」
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 古紙回収をした益金でミャンマーに学校を建てる活動を進める飯塚市の市民団体「二瀬環境ボランティアの会」の山元将生代表(85)が昨年12月16~23日、現地を訪れた。同ボランティアの会からの支援をもとに建てられた学校で授業を受ける子どもから花束を贈られ、同国の国営新聞で活動を紹介された。山元さんは「子どもたちが喜んでいるのが何よりもうれしい」と話している。

 山元さんは、九州工業大の留学生支援ボランティアに取り組んでいたことがきっかけで、1999年から学校建設活動を始めた。古紙は1キロ当たり8円前後に換金でき、現地では数十万円あれば、学校を建設できるという。活動を知った飯塚市立伊岐須小や地域住民の協力を得て、メイクテーラ市を中心に計22カ所で小学校や寺院の建設、修理につながった。

 同市の住民から「消防設備が足りない。学校がいつ火災に遭うか分からない」と相談を受け、2014年には、飯塚市が使っていた消防ポンプ車1台をメイクテーラ市へ贈る橋渡し役を務めている。

 昨年末に現地を訪れた山元さんは同市の学校関係者に約10万円と、飯塚市の「人形のえびすや」から寄贈された市松人形を手渡し、子どもたちには鉛筆やノート、お菓子を配った。12月29日付の国営新聞「ミャンマー・アリン紙」は「毎年、教育と社会についてミャンマーをサポートしている日本人」と、写真付きで、学校建設や消防車贈呈などを伝えた。

 山元さんは「活動を続けられたのは、協力してくれる皆さんのおかげ。体力的にきつくなってきたが、現地の人が喜ぶ顔を見たら、やめられない。体が動く限り頑張りたい」と力を込めた。

=2018/01/17付 西日本新聞朝刊=

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