雪道のスリップ事故多発 タイヤチェーン正しい付け方とは?作業中、軍手の上にゴム手袋を [福岡県]

(1)チェーンの表裏に注意し、鎖のとがった部分がタイヤに当たらないようにして、チェーンを車体側にまわす。絡まらないように、奥まで腕を入れて作業する
(1)チェーンの表裏に注意し、鎖のとがった部分がタイヤに当たらないようにして、チェーンを車体側にまわす。絡まらないように、奥まで腕を入れて作業する
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(2)両手でチェーンを動かして、チェーンがひっかかっていないか確認。タイヤ上部のチェーンをつなげ、チェーンを上にずらす
(2)両手でチェーンを動かして、チェーンがひっかかっていないか確認。タイヤ上部のチェーンをつなげ、チェーンを上にずらす
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(3)タイヤ下部のチェーンをつなぐ
(3)タイヤ下部のチェーンをつなぐ
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(4)チェーン全体をきつく締め、タイヤ上部と下部のチェーンをつなぐ(協力・オートバックス飯塚店)
(4)チェーン全体をきつく締め、タイヤ上部と下部のチェーンをつなぐ(協力・オートバックス飯塚店)
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 厳しい寒さが続く筑豊地区。24日は降雪が予想される。今月中旬には3日連続で雪が降り、12日は未明から正午にかけて、約140件のスリップ事故が発生した。雪道のスリップ防止対策の一つ、タイヤチェーンの付け方や種類などをまとめた。

 「雪道はタイヤチェーンを付けないと、坂は上りづらい、カーブが曲がれない、ブレーキがきかない、などがあり、大変危険。備えあれば憂いなし、です」。JAF福岡支部の担当者はこう話す。

 車用品販売店「オートバックス飯塚店」によると、チェーンの材質は、大きく分けて金属とゴムなどの非金属の2タイプがあり、多くは車体を持ち上げることなく着脱可能。同店では非金属タイプが人気で、よく売れる価格帯は1万5千円から2万円程度だ。

 JAF福岡支部などによると、2タイプには一長一短ある。一般的に金属は比較的安価でかさばらないが、走行中の音が大きい。非金属は音や振動を抑えられるが、やや高価。金属は雪道でない道路を走ると切れやすく、非金属は使用年数が長くなると、金属より劣化が進みやすいという。

 作業する際は、寒さやぬれ防止などのため、軍手にゴム手袋を重ねるのがベスト。車体を持ち上げずにチェーンをつけた場合、必ず数メートル走行してから、チェーンが正しく装着されているか確認する必要がある。

 オートバックス飯塚店の吉田徹店長は「購入後、必ず1人で装着する練習をして」と強調する。

 福岡管区気象台によると、九州北部は2月中旬ごろまで、例年より曇りや雨、雪の日が増える見込みだという。吉田店長は「スタッドレスタイヤでもチェーンでも、雪道で絶対に滑らないという保証はない。急ハンドルや急ブレーキなどの操作は避けて」と注意を呼び掛けている。

=2018/01/24付 西日本新聞朝刊=

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