降雪6日ピーク寒さ続く 筑豊地区 水道管の破裂に注意 雪道は小幅に歩いて [福岡県]

踏み固められた雪が凍結した芳雄橋。通行人は転ばないように慎重に歩いていた
踏み固められた雪が凍結した芳雄橋。通行人は転ばないように慎重に歩いていた
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路面が凍結し、坂道を上れないトラックの周辺に凍結防止剤をまき、氷を取り除く警察官
路面が凍結し、坂道を上れないトラックの周辺に凍結防止剤をまき、氷を取り除く警察官
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メーターボックス内は、保温材や布切れですきま風が入らないようにする(飯塚市提供)
メーターボックス内は、保温材や布切れですきま風が入らないようにする(飯塚市提供)
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 強い寒気が流れ込んだ影響で筑豊地区では、5日も厳しい寒さが続いた。福岡管区気象台によると、飯塚市の最低気温は氷点下2・2度、約10センチの積雪を観測した。飯塚、田川地区を中心に凍結した路面でスリップしたとみられる事故が相次いだ。同気象台によると、降雪は6日朝にピークを迎える見込みといい、水道管の凍結や道路の通行には注意が必要だ。

 ■熱湯かけると危険

 飯塚市と直方市では5日、「水道管の凍結で水が出にくくなった」という連絡が寄せられた。各自治体は、管が凍ると、水が出にくくなり、破裂する可能性もあるとして、防寒対策を呼び掛けている。日本水道協会によると、外気にさらされた水道管は氷点下4度を下回ると、凍りやすくなる。管には、市販の保温チューブや布きれを巻き付ける防寒対策が有効で、地面に埋設されている水道メーターは、ボックス内に発泡スチロールやスポンジを入れると保温効果を得られる。

 水道管が凍った場合は、管に布をかけ、ぬるま湯をかけるのがポイント。熱湯では、管が破裂する可能性がある。各自治体は、管が破裂した場合は早急に連絡してほしいとしている。

 ■スパイクの備えを

 筑豊地区では雪の影響で路面が凍結し、歩道や橋で転ぶ人も続出した。安心、安全についての情報を提供している綜合警備保障(ALSOK、東京)は、雪道で転びやすい場所として、大勢の人や車が雪を踏み固めるバスやタクシーの乗降場所、車の排熱で雪が溶けやすい車の出入りがある歩道、マンホール、点字ブロックなどを挙げる。

 転ばずに歩くこつについては、(1)小さな歩幅でゆっくり歩く(2)足全体で垂直に着地する(3)地面から足を上げすぎず、わずかに浮かせる程度で地面を踏みながら進む-を紹介。同社広報部は「帽子や手袋、ダウンジャケットはいざという時に体を守るプロテクターとなる」と話している。

 スキー場で有名な北海道ニセコ町のニセコリゾート観光協会は「雪が踏み固められた部分より、雪が積もっている部分を歩くほうが少しはましだが、靴裏に貼るタイプのスパイクなど備えが大切だ」としている。

=2018/02/06付 西日本新聞朝刊=

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