寒波水道管被害320件超 凍結、破裂のSOS続々 筑豊5市「保温材活用を」 [福岡県]

 飯塚市で今季最低の氷点下4・7度を記録するなど、厳しい寒さに見舞われた筑豊地区で8日、水道管の破裂や凍結などのトラブルが相次いだ。飯塚、嘉麻、直方、宮若、田川の5市には夕方までに計320件以上の相談が寄せられ、工事業者の紹介などの対応に追われた。今後も冷え込みが予想され、自治体などは「屋外の水道管を保温材で覆うなどの対策を」などと呼び掛けている。

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 飯塚市管工事協同組合の井上富士夫事務長によると、むき出しになった水道管は、気温が氷点下4度から5度になると中の水が凍結し膨張。水道管にひびが入る。気温が上がり、氷がとけるとひびから漏水するという。

 実際、田川市によると、市民からの相談は朝方は「水が出ない」だったのに対し、気温が上がってきた昼前からは「水道管が破裂して、水が噴き出ている」などに変わったという。約140件の相談があった嘉麻市では、多くが水道管の破裂だった。各自治体はホームページなどで「破裂したら、元栓を閉めて布を巻きつけてから業者に連絡を」などと注意を促す。

 福岡管区気象台によると、9日も飯塚市は氷点下3度まで冷え込む見込み。11日から12日にかけては、県内で大雪の可能性があるという。

=2018/02/09付 西日本新聞朝刊=

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