全編北九州ロケ映画「グッバイエレジー」 3日から地元で先行上映 出身の三村監督「言葉にもこだわり」 [福岡県]

先行上映を前に小倉昭和館を訪れた三村順一監督。右は樋口智巳館主
先行上映を前に小倉昭和館を訪れた三村順一監督。右は樋口智巳館主
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 北九州市出身の映画監督、三村順一さん(68)=東京=が故郷で全編ロケした作品「グッバイエレジー」の先行上映が3日、小倉昭和館(小倉北区)などで始まる。小倉育ちの監督自身の体験を基にした作品で全国公開は来春。先行上映では監督や吉田栄作さん、石野真子さんら出演者の舞台あいさつもある。三村監督は「風景や言葉も北九州にこだわった。まず市民に見てほしい」と話している。

 作品は、大杉漣さん扮(ふん)する主人公が数十年ぶりに北九州に戻り、亡くなった親友の足跡を追いながら映画を撮ろうと思い立つというストーリー。主人公のモデルは監督自身で、吉田栄作さんが演じる親友は監督が「兄貴分のように慕っていた同級生」という。

 撮影は7~8月、小倉の市街地や門司港などで行い、昭和館も登場。女性館主役を藤吉久美子さんが演じた。三村監督は「映画の灯を守り続けてほしい、というエールを込めた」と話す。登場人物のせりふは北九州弁で、中村ゆうじさんなど地元出身者も起用。三村監督は「架空の都市としてではなく、北九州が北九州として登場する映画を撮りたかった」と話す。

 上映日程は、3日=午前10時半(昭和館)、午後5時半(同)▽11日=午後0時半(プレミアホテル門司港)、午後5時半(昭和館)▽12日=午後1時(井筒屋小倉店パステルホール)。チケットは2500円。

=2016/12/01付 西日本新聞朝刊=

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