名残惜しみ「廻り祇園」 小倉祇園太鼓、華やかにフィナーレ [福岡県]

夕闇が迫る中、太鼓を響かせながら巡る山車
夕闇が迫る中、太鼓を響かせながら巡る山車
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 北九州を代表する夏祭りの一つ「小倉祇園太鼓」は16日夜、フィナーレの「廻(まわ)り祇園」で閉幕した。2個の太鼓を乗せた約70台の山車が、交通規制した小倉北区中心部の小文字通りを練り歩きながら、太鼓とジャンガラ(すり鉦(がね))を打ち鳴らした。参加した計約4千人は、紫川に架かる「太陽の橋」から平和通り交差点付近までの約550メートルを周回。日が暮れると山車のちょうちんを点灯し、周辺は華やかな雰囲気に包まれた。

 400周年の2019年に国指定重要無形民俗文化財となることを目指している小倉祇園太鼓。保存振興会は今年、祭りの魅力発信を軸とする3カ年計画をスタートさせ、ガイドブック作成や市民ボランティアの募集など「初」の企画を次々に打ち出した。

 振興会の中村真人会長は「時代とともに姿を変えてきた祭り。太鼓芸の妙を郷土の誇りとしたい」と話していた。

=2017/07/17付 西日本新聞朝刊=

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