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ブラームスコンクールバイオリン1位の中村さん地元がい旋 小倉北区出身「応援のおかげ」 [福岡県]

北九州市役所でバイオリンの演奏を披露する中村太地さん
北九州市役所でバイオリンの演奏を披露する中村太地さん
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 欧州で権威ある音楽コンクールの「第24回ヨハネス・ブラームス国際コンクール」(9月、オーストリア)のバイオリン部門で、日本人初の1位に輝いた北九州市小倉北区出身の中村太地さん(27)=ウィーン在住=が、北九州市役所を訪問した。応対した北橋健治市長に「市民の皆さんの応援で優勝できました」とあいさつした。

 3歳からバイオリンを始めた中村さんは、9歳で九州交響楽団と初共演した。小倉高卒業後、ウィーンに留学し、現在、ウィーン国立音楽大学大学院に在籍している。9月にイタリアで開かれた別の国際コンクールでも3位になるなど、多数入賞を果たしている。

 中村さんによると、ヨハネス・ブラームス国際コンクールへは3度目の挑戦だった。2015年に3位に入賞し、今回は「順位は下げられない。1位だけを狙って出場した」と心境を話した。コンクールは約1週間かけて1、2次ラウンドとファイナルで審査され、計6曲を競った。ファイナルで中村さんは、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を演奏した。全ての曲で「集中でき手応えがあった」と納得の演奏だったといい、出場86人の中から栄冠を手にした。

 市役所訪問は5日。中村さんはパガニーニの曲を披露し、「今後は欧州主要都市で、ソリストとして活躍したい」と抱負を述べた。北橋市長は「北九州から、世界に羽ばたいてください」とエールを送った。

 中村さんは12月23日、市立響ホール(八幡東区平野)である北九州国際音楽祭特別プログラム「北九州市の若き精鋭たち~未来に向かって~」に出演を予定している。

=2017/10/18付 西日本新聞朝刊=

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