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ゆくはしこども食堂再開 20日、地域ぐるみの運営へ 住民が新たに協力 [福岡県]

新たな場所で活動を始めるこども食堂主宰者の江本満塾長(左)と金光博美さん(中央)、出口あゆみさん
新たな場所で活動を始めるこども食堂主宰者の江本満塾長(左)と金光博美さん(中央)、出口あゆみさん
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食事をする子どもたちに話し掛ける江本満塾長(今年1月)
食事をする子どもたちに話し掛ける江本満塾長(今年1月)
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 4月から中断していた行橋市の「ゆくはしこども食堂」が20日再開する。食堂を主宰するまちおこし団体「行橋未来塾」の江本満塾長(46)の活動に共感した住民が、新たに協力を申し出た。江本塾長が目指す地域ぐるみの運営に一歩近づいた。

 「ゆくはしこども食堂」は昨年2月オープン。市中心部の同市中央2丁目の飲食店を会場に月2回開き、市内の小中学生ら20~30人が利用していた。しかし、飲食店の業種が変わったのを機に今年4月、活動を中断した。

 江本塾長によると、その後、子どもたちから「いつからまた始めるの」との声が寄せられ、場所を探索。何か子どもたちのためにできないか、と思った知人の金光博美さん(58)が同市中央2丁目で営むカラオケ店の活用を申し出た。

 再スタートするこども食堂の調理は、カラオケ店で500円ランチを提供するなど料理に自信のある金光さんが担当。「冷凍食品など使わず、すべて手作り。子どもたちにおいしいご飯を食べさせたい」と意気込む。江本塾長が経営する不動産会社の社員で、栄養士の資格を持つ出口あゆみさん(41)も中断前に引き続き手伝うという。

 再開する食堂では、江本塾長が幼少のころ通った理容店の宮木トキ子さん(72)=同市西宮市=も「やってくる子どもたちの髪を切ってあげる」と約束。宮木さんが開店日に会場で散髪(無料)する。

 当日は午後6時から約2時間半開店。メニューは唐揚げ▽ウインナー▽目玉焼き▽ブロッコリーやトマトの付け合わせ▽キャベツの千切り▽みそ汁▽ご飯-。食材費は江本塾長が毎回5千円を負担するほか、塾長の知人らが提供するという。一般の利用も可。

 料金は幼児無料▽小学生100円▽中学生200円▽高校生以上と子どもの同伴者300円▽一般利用者500円-。小中高生は後片付けをすると無料で、当面は毎月第3月曜日に開く予定。

 江本塾長は「多くの人たちの好意で再開することができる。地域ぐるみの運営で活動の輪を広げていきたい」と話している。

=2017/11/11付 西日本新聞朝刊=

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