電子母子手帳、行橋市が導入 予防接種や健診日情報 自動通知で子育て支援 県内2例目12月から運用開始 [福岡県]

 行橋市は27日、乳幼児の予防接種日や健診日などの子育てに関する情報を確認できる電子母子手帳の機能を備えた無料子育て支援アプリ「すくすく」の運用を、12月1日から始めることを明らかにした。市によると、県内での子育て支援アプリの導入は、那珂川町に続き2例目という。

 アプリは、携帯端末向けモバイルコンテンツ配信事業を展開する「エムティーアイ」(東京)が開発した。アプリに母親と子どもの生年月日に加え、市民と確認できるように居住地の郵便番号を入力。設定が完了すると、子育て情報が表示されるほか、出生日から予防接種の日時を自動計算し、期日が迫ると通知してくれる。

 対象は、6歳未満の乳幼児。健診内容や予防接種の実施の確認については従来通り、母子手帳に記載される。このため、アプリは子育て情報を得るための補完システムになり、健診結果などは個々でアプリに入力することが必要。親族も閲覧することができ、母子の体調の異変なども見守ることができる。

 市は運用に合わせ、子育て支援のホームページ「すくすくゆくはし」も開設した。事業費は計約205万円。既に、市子育て支援センター(同市中津熊)で妊婦ら11人を対象にして試験的に実施し、好評を得ているという。今後、母子手帳の交付時にPRする考え。市は「地域の子育て情報を、有効に利用してほしい」と話している。

=2017/11/28付 西日本新聞朝刊=

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