山田緑地にたき火ゾーン 「子どもの遊び場」北九州市が整備へ [福岡県]

協定を締結し、握手を交わす「BE-PAL」の大澤竜二編集長(左)と北橋健治市長
協定を締結し、握手を交わす「BE-PAL」の大澤竜二編集長(左)と北橋健治市長
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 北九州市は9日、小倉北区山田町の広域公園「山田緑地」(47ヘクタール)に今秋、たき火などを楽しめる自然体験型の「子どもの遊び場」を整備すると発表した。月刊アウトドア誌「BE-PAL」(ビーパル)を発行する小学館のノウハウを活用する。同日、同社との間で、協力して公園利用の活性化などに取り組む包括連携協定を結んだ。

 BE-PALは子どもたちが自然を楽しみ、自由に遊べる理想の公園を造る「PAL PARK」構想を掲げ、取り組みを雑誌で連載している。市は山田緑地でも構想に基づいた整備を進めようと、小学館側に提案し提携が決まった。

 市や同社によると、秋までに園内の0・1ヘクタールで日帰りアウトドア体験ができる「たき火ゾーン」を整える。その後、間伐を体験する「きこりゾーン」、間伐した木で遊具を作る「工作ゾーン」などを順次設ける。木登り体験コーナーも検討するという。

 市役所で北橋健治市長とともに記者会見したBE-PALの大澤竜二編集長は「山田緑地は動植物も豊富で、濃密な自然が残されている。北九州市から日本の公園事業に一石を投じるような面白い公園を造りたい」と意気込みを語った。

 山田緑地は旧陸軍の弾薬庫として使われ戦後、米軍の接収を経て国から市に譲渡され、1995年に開園した。自然観察やイベントなどで年間約7万人が利用している。

=2018/02/10付 西日本新聞朝刊=

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