懐かしの国鉄デザインディーゼル、快走 鉄道写真家追悼、19日にJR古賀駅発着 [福岡県]

臨時運行するディーゼル列車と同型の車両
臨時運行するディーゼル列車と同型の車両
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 国鉄時代のデザインの懐かしいディーゼル車で県内を巡る臨時列車が19日、古賀市のJR古賀駅発着で運行される。有名なアマチュア鉄道写真家だった同市の故・白土洋次さん(享年79)を悼み、特別に「白土号」と記したヘッドマークを取り付ける。

 臨時運行するディーゼル車はキハ66、67系の2両で、クリーム色と朱色の塗装が特徴の国鉄時代のデザイン。かつては筑豊線などで快速列車として使われていたが、現在は長崎県内だけで運行しているという。

 企画したのは福岡市南区の金子利克さん(65)ら県内の鉄道ファン。昨年9月に約20人で集まった際、「臨時列車を走らせよう」と話が盛り上がり、JR九州の協力を得て実現にこぎ着けた。皆が尊敬していた白土さんを招待するつもりだったが、白土さんは今年2月に亡くなった。

 飯塚市出身の白土さんは、筑豊線を走る蒸気機関車(SL)の力強さに憧れ、鉄道写真のとりこに。古賀市で自動車整備工場を経営しながら、全国で鉄道写真を撮り続けた。金子さんは「白土さんは若い人も含めて鉄道ファンの輪を広げてくれた。その功績を記念し、追悼する臨時列車。懐かしいディーゼル車の旅を皆で楽しみたい」と話す。

 当日は午前9時ごろ、JR古賀駅を出発。赤間、折尾駅を経由し、中間駅で写真撮影のために30分間停車する。昼食は車窓を眺めながら楽しむ。直方や新飯塚などにも停車しながら午後2時ごろ、到着予定。

 旅費は昼食込みで1人5千円。残り席はわずかだが、参加者を募っている。

=2017/03/16付 西日本新聞朝刊=

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