タクシー“福岡の今”乗せ [福岡県]

車体を「みあれ祭」漁船パレードの写真でラッピングしたタクシー
車体を「みあれ祭」漁船パレードの写真でラッピングしたタクシー
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神職のおはらいに、神妙な面持ちでかしこまるサンタクロース姿の運転手たち
神職のおはらいに、神妙な面持ちでかしこまるサンタクロース姿の運転手たち
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 ■沖ノ島ラッピング 宗像市

 車体には勇壮な漁船パレード、後部窓には沖ノ島…。宗像市赤間駅前の「みなとタクシー」に、宗像大社の秋季大祭「みあれ祭」の写真をプリントしたラッピングタクシーが登場した。目立つ外観に加え英語が話せる運転手が乗務し「外国人観光客にも沖ノ島の価値を伝えたい」と張り切る。

 世界遺産登録を目指す「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の観光PRに一役買おうと企画した。11月27日に運転手ら約40人が、同市世界遺産推進室の職員を招き研修会を実施。沖ノ島で出土した約8万点もの国宝や祭祀(さいし)形態の変遷など、世界に例のない価値について、運転手自身が客に説明できるように学んだ。

 その後、交通安全の御利益がある宗像大社でラッピングタクシー2台がおはらいを受け、街頭に出発した。通常のタクシーと同様に乗ることができるが、予約をした方が確実だという。みなとタクシー=0940(33)1331。

 ■運転手はサンタ 福岡市

 サンタクロース姿の運転手がトナカイのそりがラッピングされたタクシーで街を走る「幸せを運ぶタクシー」7台の運行が30日、福岡市内で始まり、同市博多区上川端町の櫛田神社で安全祈願祭と出発式が行われた。

 同市内で営業するタクシー5社が「街がクリスマスに向けて盛り上がる中、タクシー業界も何かしたい」と企画した。祈願祭にはサンタ姿の運転手も参列。キリスト教の祭事の象徴であるサンタが神社で神職からおはらいを受ける異色の取り合わせに驚く参拝者もいたが、同神社側は「あくまで車両の安全祈願であり、宗教は関係ない」ときっぱり。

 実行委員長の野上正嗣福岡交通社長は「福岡の中心で、博多っ子に一番なじみのある場所なので櫛田神社を選んだ。お客さんにささやかな幸運と温かい気持ちを運びたい」と話した。運行は25日まで。

=2016/12/01付 西日本新聞朝刊=

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