ホークスファンタブレット

猫シェルター付き格安宿 3月、博多にオープン「殺処分減らしたい」 [福岡県]

裏路地をねぐらにしている猫
裏路地をねぐらにしている猫
写真を見る
「ホステルねこ蔵」1階に設ける保護猫シェルターの完成予想図
「ホステルねこ蔵」1階に設ける保護猫シェルターの完成予想図
写真を見る

 殺処分を一匹でも減らしたい−。動物愛護管理センターなどから引き取った猫を預かる「保護猫シェルター」を併設したゲストハウスが3月23日、福岡市博多区千代4丁目にオープンする。その名も「ホステルねこ蔵(くら)」。外国人観光客などバックパッカーの宿泊を想定した格安宿で、日本酒バーも整備。猫は新たな飼い主が現れるまで預かり、宿などの売り上げでエサ代や人件費などのシェルター運営費を賄うユニークな試みだ。

 事業主体はシェアハウスやマンションなどを手掛ける同市中央区の「DM都市開発」(森弘晴社長)。野良猫の「里親探し」などをしていた森社長の妻で同社マネジャーの信子(しなこ)さん(50)=中央区=が昨春、別のゲストハウスを訪ねた際に「ここに猫シェルターを併設したら」と思い立ち、事業化を進めた。

 木造2階建て、約125平方メートルで、1階はバーと猫シェルター、2階は最大18人が泊まれる客室エリア。シェルターは保護猫10〜15匹を収容可能。一部を透明パネルで仕切って病気の猫を隔離できる。宿泊客の見学もOK。バーには八女市の有名酒蔵「喜多屋」の酒をそろえ、バーとシェルターを隔てる廊下には換気システムを完備。壁には消臭効果の高い炭塗料を使うなど衛生面にも配慮する。

 ゲストハウスやバーは同社の直営だが、宿泊室の管理やフロント業務、バーの手伝い、猫の世話など現場の業務全般は、猫の保護活動をしている同市のボランティア団体「福ねこハウス」に委託する。

 ゲストハウスの宿泊料は1泊2900円から。3月17日に現地で完成披露パーティーを開く予定で、経営が軌道に乗れば、同様の施設を10軒程度まで増やしたい考え。信子さんは「大きな利益を生まなくても、施設の従業員と猫が食べていけて建設費が返済できればいい。世界中の猫好きが集まり、情報交換できる場になれば」と話す。宿泊予約は仮ホームページ=https://www.nekokura.co.jp/=で。

=2017/02/08付 西日本新聞朝刊=

◆好評の西日本新聞アプリ。30日分の全紙面と速報ニュース。初月無料でお試し!
◆ホークスFANタブレットが登場。もれなくマッチとワッチに会える特典付き!

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]