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都市圏にアサギマダラ飛来 秋草に旅のチョウ舞う [福岡県]

雨の合間にフジバカマの花に集まるアサギマダラ
雨の合間にフジバカマの花に集まるアサギマダラ
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 海を渡り旅をするチョウ・アサギマダラの飛来が福岡都市圏でも始まった。宗像市では、公園や畑に薄紫色の花を咲かせた秋の七草の一つ、フジバカマの間を華麗に飛び交う姿が見られた。

 宗像地区はアサギマダラが北上する5月ごろと南下する10月ごろの年2回、見られるという。羽の白い部分が浅葱(あさぎ)色(薄い青)に見えることから名がついた。福津市久末の的場信昭さん(81)は宗像市のミカン畑で昨年、アサギマダラが好むとされるフジバカマを植栽。4日に初飛来を確認し、17日は約15匹目撃した。的場さんは「みんなが見られるように小学校などに花の苗を分けたい」と話す。

 近くのホタルの里公園(宗像市山田)にも市民グループ「宗像アサギマダラの会」がフジバカマを植えており、この日は5、6匹が舞っていた。同会によると今年は雨の影響などで飛来が1週間ほど遅く、来週がピークになりそうだという。

 アサギマダラを呼ぼうと、今春フジバカマを庭に植えた福岡市城南区長尾の斉藤新さん(85)の元にも7日頃から約1週間、姿を現した。多い日は4匹が飛来し、一心不乱に蜜を吸っていた。「模様がきれい。あんな小さな体に海を渡る力があるなんて不思議」と斉藤さん。来年も飛来するのを楽しみにしている。

=2017/10/19付 西日本新聞朝刊=

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