親が仕事でも工作やおやつ作りを一緒に 子どもに休日の居場所 宗像、福津市の住民取り組む 16日と24日クリスマス会 [福岡県]

「子ども寺子屋カフェ」でハンドベル演奏を楽しむ子どもたち
「子ども寺子屋カフェ」でハンドベル演奏を楽しむ子どもたち
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「今日は何をしようか」と子どもたちと話す村上さん(中央)
「今日は何をしようか」と子どもたちと話す村上さん(中央)
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 休日に親が仕事などで不在がちな子どもたちの居場所づくりとして、宗像市と福津市の住民がそれぞれボランティアで開設している取り組みが好評だ。子どもたちは工作やおやつ作りに挑戦したり、会話を楽しみながら食事をしたり。「地域で子どもを育てる」との思いを共有する大人たちには、「楽しい思い出をつくってほしい」との願いもある。16日と24日には、それぞれクリスマス会を計画している。

 宗像市原町の街道カフェ「暖(ぬあん)」では、「子ども寺子屋カフェ」が毎月第3土曜日に開かれている。元小学校教諭や臨床心理士、大学生ボランティアなどが運営。子どもたちは宿題を済ませたあと、地元人形劇団の上演を見たり、工作を教わったり。

 地元野菜と魚料理の夕食もみんなで囲む。代表の大学講師清水満さん(60)は「毎回、ワークショップを開くのが特徴。雰囲気に共感した保護者が一緒に参加することもある」と話す。16日は午後4~7時、ピエロと一緒にバルーンアート作りの後、クリスマスのパンを食べる。暖=0940(37)3560。

   ◇    ◇

 福津市小竹の小竹公民館では、「こども村塾」が第2、4日曜日に開催されている。宗像市の会社員村上智治さん(49)が同僚や近隣住民と8月に始めた。村上さん自身が子どものころ、休日の居場所に困った経験から発案したという。

 これまでに畑作りや英会話、護身術などさまざまなメニューを試みたが、子どもたちはメンバーが持参したパソコンゲームに熱中することもある。それでも栄養士の谷川春代さん(66)に教わるおやつ作りは大人気だ。谷川さんは「みんなでワイワイできる場がある、それでいいのでは」とおおらかに見守る。

 24日は午後2~5時、クリスマスケーキ作りに挑戦する。

=2017/12/15付 西日本新聞朝刊=

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