覆面で和踊り、平安絵巻 太宰府まほろば衆、筑前琵琶や演劇とコラボ 1月14日、15周年公演 [福岡県]

和踊りと和太鼓、演劇とのコラボで平安時代を再現する舞台の稽古に励む出演者たち
和踊りと和太鼓、演劇とのコラボで平安時代を再現する舞台の稽古に励む出演者たち
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太宰府まほろば衆の15周年記念特別公演を紹介するチラシ
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 太宰府市を拠点に活動する舞踊団「太宰府まほろば衆」の15周年記念特別公演「火雷(からい)天神」が1月14日、市中央公民館で開かれる。副題は「悠久の風に舞う 古都を彩る平安絵巻」で、和太鼓集団や筑前琵琶の演奏家らとの共演が見どころ。本番を前に団員たちは年末年始も稽古に励む。

 まほろば衆は2002年に「太宰府の伝統と文化を踊りで表現しよう」と市商工会を主体に結成した。グラフィックデザイナーの相川茂さん(45)が代表を務め、各地の祭りやイベントに出演する。かさをかぶり、覆面などで醸し出す妖しい雰囲気と激しい振り付けが特徴だ。

 覆面のデザインや作曲、振り付けを担当し、本番では掛け声や語りをする「煽(あお)り」役の相川代表は「私たちは『ヨサコイ鳴子踊り』もやるけど、覆面や扇子、弓などを使った踊りに幅を広げており『和踊り』を自称しています」と言う。

 「北野天神縁起絵巻」に描かれた雷神となった菅原道真公と陰陽師(おんみょうじ)との戦いなど、太宰府の歴史に枝葉を付ける独特な和踊りの表現への評価は高い。4年前、東京であった「大江戸ソーラン祭りU-20(20人以下)」で金賞を受賞。韓国で初の海外公演も行った。

 団員は相川代表の妻優子さん(42)を中心に約30人。特別公演で共演するのは県内外で活動する筑前琵琶や和太鼓、演劇などのグループ。相川代表は「約3時間の公演をどれぐらい短く感じてもらえるかが勝負」と話している。

 公演は午後0時半と同6時開演の2回。入場料は中学生以上前売り2500円、小学生以下同1500円(いずれも当日は500円増し)。火雷天神事務局=080(8885)5913。

=2017/12/26付 西日本新聞朝刊=

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