子どもと片付け コツ伝授 福岡市 2児の母、西さんがセミナー [福岡県]

セミナーで整理収納の考え方について語る西繭子さん
セミナーで整理収納の考え方について語る西繭子さん
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棚に収納する場合は、隙間を空けておくと中身が見えやすく、取り出しやすい(西さん提供)
棚に収納する場合は、隙間を空けておくと中身が見えやすく、取り出しやすい(西さん提供)
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子ども向けの収納は「入れるだけ」のタイプにすると片付けやすい(西さん提供)
子ども向けの収納は「入れるだけ」のタイプにすると片付けやすい(西さん提供)
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 年末といえば大掃除。子ども部屋も大人が片付けていませんか? なぜ片付けるのか。どうやったら整理できるのか。福岡市南区向野にあるカルチャースクール「学び舎しおらぼ」であった「子どもと一緒にお片付け 整理収納セミナー」に参加。整理収納コンサルタントで2児の母でもある西繭子さん(36)=福岡市=から、大人も子どもも使える片付けの考え方を学んだ。

 何のために片付けるか

 人は強い気持ちや目的がないと行動に移せない。趣味を楽しみたい、ゲームをしたい、ゆっくりお茶したい…。理想の暮らしがあれば、必要なものを決められる。片付けの目的を考えることが大事。

 必要な物を収めるのが「収納」 整理は必要な物と不必要な物を区別すること。収納スペースに使わない物が入っていて、使うものが外にあふれていることがよくある。家が片付くかどうかの違いは、要不要の判断を常にしているか。例えば一つ物を買う前に一つ減らす「1イン1アウト」というルールを守れば物は増えない。

 子どもグッズの選抜会議を

 おもちゃなどを子どもと一緒に使用頻度別に分ける。よく使う物、好きな物をスタメンに、あまり使わないものを2軍、とっておきたい学校の工作などを3軍に。スタメンから優先して片付けやすくて出しやすい場所に置く。「値段が高かった」などと親の価値観を押しつけるのではなく、子どもに必要、不要を判断させることが大事。子どもの自主性を伸ばしたいなら見守る。人によって物へのとらえ方は違うので、正解は一つではない。

 子どもが片付けやすい収納を

 収納は「棚」「引き出し」「つるす」の3形態があり、それぞれ利点がある。例えば棚収納は隙間を作ると中が見えやすくて使いやすい。子どもは大人よりも片付けのハードルが高いので、一目見て何がどこにあるかわかる収納は、片付けやすさにつながる。子どもの収納は子どもの意見を聞いて、遊び感覚で取り組んで。

 西さんは「日々の片付けをするためには、まずは物をしまってある場所から出して整理をして、物を収納する『住所』を決めること。一気に整理するのは難しいので、まずは引き出し一段から完了させてみて」と話す。

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 ホームページ(https://kirei.house/)でセミナーや整理収納に関する情報を発信している。

=2017/12/28付 西日本新聞朝刊=

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