天神に新地下通路 市役所西側 地下街と5月直結 駐輪場と二層構造 [福岡県]

福岡市役所西側に完成予定の駐輪場入り口のイメージ図=市提供
福岡市役所西側に完成予定の駐輪場入り口のイメージ図=市提供
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上部が駐輪場となる地下1階。下部が天神地下街側につながる地下2階
上部が駐輪場となる地下1階。下部が天神地下街側につながる地下2階
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 福岡市・天神に5月、新たな地下通路が誕生する。市役所西側から商業施設イムズ南側を通って天神地下街に直結する約130メートル。地下2階が通路、地下1階は自転車駐車場(駐輪場)になる。17日、許可を受けて工事現場に入った。

 市役所とイムズの間の道路で、四方をフェンスに囲まれ歩行者や車の進入を許さなかった“開かずの門”が口を開けた。

 入り口からスロープを下ると資材やコンクリート、土のにおい…。天神のおなかの中に入っていくような不思議な気分で地下1階へ。ここに約400台が駐輪できるようになる。傾斜はあるが、上りでは近くの警固公園地下の駐輪場(バイク含め約1500台収容)と同様、ベルトコンベヤーなどで自転車引き上げを支援する装置を設置する。

 さらに地下2階に階段で下り、新たな地下通路を地下街方面に歩いた。幅は約4メートルから5・3メートル。まだコンクリート打ちっ放しで十分な広さに感じたが、週末や雨天時は混み合うことになるのだろう。工事用扉を開くと、地下街に出た。驚いた通行人と目が合った。

 地下通路と一体となった駐輪場は「天神ふれあい通り自転車駐車場」という名称。駐輪場新設に伴い、市は2018年度から周辺(天神1丁目付近)の路上駐輪場を廃止していくという。放置自転車が増えないだろうか。新駐輪場の料金(予定)は1日100円。3時間以内は無料だが1日料金は周辺の路上駐輪場とほぼ同じになる。警固公園の地下駐輪場は1日50円(3時間以内無料)だ。

 新地下通路部分は、地下鉄七隈線天神南駅と直結させるための天神地下街延伸工事に伴い01〜05年に使用した地下駐車場への仮設車路を活用した。延伸は05年2月に完了したが活用法がなかなか決まらなかった。17年から始まった工事の費用は約5・4億円。天神のど真ん中の新地下通路と新駐輪場はかなり便利だ。

=2018/01/19付 西日本新聞朝刊=

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