救急出動が最多7万7763件 福岡市の17年消防統計 火災も38件増の321件 [福岡県]

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 福岡市は、2017年の救急出動件数が7万7763件(前年比1622件増)となり、過去最多だったと公表した。さらに火災件数は15年まで5年連続で前年を下回っていたが、16年から増加に転じ、17年は321件(同38件増)と13年(325件)の水準まで悪化した。

 市消防統計の速報値によると、救急搬送人員も6万7747人(前年比1082人増)と過去最多。うち65歳以上の高齢者の搬送が3万4952人(同1647人増)で、初めて全体の5割を超えた。

 火災の増加は、空き地の枯れ草や屋外の物品が焼ける火災が増えたのが主な要因。出火原因別では、こんろ64件(同14件増)▽たばこ56件(同8件増)▽放火46件(同16件減)-の順。放火は28年連続で出火原因のトップだったが、3位以下になるのは1972年以来45年ぶり。火災による死者は11人(同5人増)で、うち高齢者は6人。負傷者は54人(同6人増)で、うち高齢者は27人。

 119番受付件数は10万3919件(同1410件増)だった。うち各種問い合わせやいたずらなど、緊急性のない通報が1万8993件(同355件増)と約18%を占めた。交通事故や火災、水難などで救助隊が出動した件数は2121件(同56件増)で、救助人員は409人(同28人減)だった。

 緊急性のない119番に対し市消防局は「救急車が本当に必要かどうか迷ったら『#7119』に電話して、24時間態勢で対応する看護師にアドバイスを受けてほしい」と呼び掛けている。

=2018/02/08付 西日本新聞朝刊=

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