結成1年HC福間、全国へ ハンドボール、中学生クラブ 初公式戦の県大会相次ぐ接戦制す 「福津を競技先進地に」 [福岡県]

平日は小学生も含めて練習に励むHC福間のメンバー
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高校の体育館を借りて練習する選手たち
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 福津市、福岡市、粕屋郡の中学生で昨春結成したハンドボールのクラブチーム「HC福間」が、初めての公式戦となった1月の県選手権大会を制し来月、全国大会に挑む。子どもたちの急速な伸びに歓喜しながら、保護者たちは練習場所探しなどに奔走する。「チームの活躍で、ハンドボール競技を地域に広く知ってもらえれば」と張り切る。

 HC福間は昨年4月に発足。指導する河原亮教諭(39)が2016年に福間中に赴任し、地元で体験教室を開いた際の参加者などが集った。中学生13人のうちハンド経験者は4人。決まった練習場がなく、河原さんが指導に加わる光陵高(福津市)や近隣の体育館などで週2回の練習に励む。毎日練習できない分、集中してハンドに向き合う選手たちを高校生を含む7人のコーチが支える。熊本、佐賀、長崎にも練習試合に赴き、実戦感覚を磨いた。

 県選手権大会は接戦の連続だった。「試合を重ねるごとに自分たちはやれるんだという自信がつき、確実に成長を見せた」と河原さん。バスケットボールから転向した主将の福間中2年、田畑昭規さん(14)は「初心者から上級者までいろんなメンバーがいるチーム。連係がうまくいかないときは『今、どんなプレーをしたかったの』と気持ちを伝え合い、常にチームワークを意識している。全国大会でのプレーが楽しみ」と意気込む。

 全国大会は「ハンドの聖地」と呼ばれる富山県氷見市で3月24日から開かれる。遠征手配など慣れない裏方に戸惑いながら、保護者たちは夜遅くまで練習に励む子どもを支える。「ゆくゆくは福津がハンド先進地と呼ばれるようになれば」とチームの夢は広がる。

=2018/02/09付 西日本新聞朝刊=

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