糸島描いた映画楽しんで 24日に前原小で「糸」試写会 住民の息遣いスクリーンに [福岡県]

現地スタッフとして映画製作に協力した糸島映画祭いとシネマ実行委のメンバー
現地スタッフとして映画製作に協力した糸島映画祭いとシネマ実行委のメンバー
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 糸島市を舞台に人の絆の大切さを描く映画「糸」の試写会が24日午後7時から、同市前原東の前原小グラウンドで開かれる。地元が全面協力し市民数百人が現地スタッフやエキストラとして製作に携わった。「ペコロスの母に会いに行く」などで知られる映画プロデューサーの村岡克彦さん(54)は「糸島で暮らす人たちの息遣いや汗、笑顔、いろんなものが詰まっています」と来場を呼び掛けている。

 映画は昨年11月、糸島市で撮影。NHK連続テレビ小説「あぐり」のヒロイン田中美里さんが主演の絢(あや)、娘の結(ゆい)は映画「はなちゃんのみそ汁」に出演した赤松えみなちゃんが演じた。糸島生まれの絢が東京の暮らしで傷ついた心を古里で癒やし、生きる力を取り戻す姿を描く。

 製作には、映画館のない糸島で野外上映会を開く活動をしている糸島映画祭いとシネマ実行委員会、糸島青年会議所、林業女子会@ふくおかなどが協力。同実行委の福島良治代表(40)らメンバーは事前に現地を案内してシナリオ作りをお手伝い。5日間のロケでは仕事を休んで出演者の送迎や食事の世話、衣装など小道具類の用意に追われた。

 「スケジュールが当日未明になって決まったり、用意する弁当の数が急に変わったり。睡眠も2、3時間で乗り切りました」と福島さん。青年会議所や林業女子会もクライマックスで使う3千本の竹灯籠を切り出した。

 試写会は入場無料。雨天の場合は体育館。午後6時から主題歌を歌う井上あずみさんのコンサートや荻野欣士郎監督、田中さんの舞台あいさつもある。駐車場はなく公共交通機関での来場を呼び掛けている。問い合わせはメール=contact@itocinema.com

 31日から2週間ほど福岡市博多区の中洲大洋でも上映。前売り1100円(当日1300円)。

=2018/03/19付 西日本新聞朝刊=

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