福袋買って森下九段と対局 宗像市の片山さん ハンディ戦勝利「感激」 [福岡県]

森下九段(右)との「夢の福袋対局」に勝って笑顔を見せる片山さん
森下九段(右)との「夢の福袋対局」に勝って笑顔を見せる片山さん
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 将棋のタイトル戦の舞台にもなった会場で、プロ棋士の森下卓九段(51)=北九州市出身=と「夢の対局」-。百貨店の特典付き福袋を購入した将棋愛好家と森下九段の対局が18日、福岡市博多区のホテル日航福岡であった。

 福袋は同市・天神の博多大丸が正月に39万円で一つだけ限定販売。将棋が趣味で、アマ二段格の棋力という宗像市の開業医片山幸樹(こうじゅ)さん(40)が「一生の思い出に」と飛び付いた。

 対局室は昨年の王位戦7番勝負第2局で使われた部屋で、将棋盤と駒も実際にタイトル戦に用いられた高級品。中田功七段(50)と豊川孝弘七段(51)の福岡市在住プロ棋士2人が立会人を務める本格的な雰囲気の中、森下九段も和服姿の正装で対局に臨んだ。

 森下九段が飛車と香車を盤上から取り除く「飛香落ち」で、持ち時間にも差をつけたハンディ戦。駒落ち定跡の本で猛勉強をしてきた片山さんが終始そつのない指し手で優位を築き、88手で勝ちきった。

 対局後、森下九段らプロ棋士は「見事な一局でした」と絶賛。片山さんは「身に余る光栄。信じられません」と満面に笑みを浮かべた。

=2018/03/19付 西日本新聞朝刊=

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