自宅を住民交流の場に NZで日本語教えた徳本さん 着付け教室や講話を企画 [福岡県]

徳本真紀さんの自宅で開かれた着物の着付け教室
徳本真紀さんの自宅で開かれた着物の着付け教室
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 ニュージーランドの大学で日本語を教え、退職後に帰国した福岡市南区長住の徳本真紀さん(60)が自宅をリフォームし、地域住民の交流スペースとして活用を始めた。徳本さんは「生活の知恵や技術を、若い世代につないでいきたい」と意気込んでいる。

 12日に開催した着物の着付け教室を皮切りに、今後は講話など多様な企画を開いていく計画。参加料は原則無料という。

 自宅は築約50年で、徳本さんの実家。2016年から17年にかけて改修し、大学を退職してから実家に戻った。自宅で英国人の夫、デイビー・ベッグさん(64)が英会話教室を開く一方、徳本さんは近隣の1人暮らしのお年寄りや空き家を見るにつけ、地域住民が気軽に集まれる場の必要性を感じたという。

 着物の着付け教室は、友人に講師を依頼し、徳本さんが近所の人たちに声をかけて集めた。当日は講師を含め5人が参加した。体調面などから急きょ不参加になった人からも「次回は参加したい」という声が多数寄せられたといい、今後も開いていく予定だ。

 6月には、ニュージーランドの友人が子ども向けに「バイリンガルの生活」について講話。大学の同僚だった英国人が、専門分野の歌舞伎について語る機会も予定している。徳本さんは「いろんな人のアイデアをつなげ、生活を楽しむ場にしていきたい」と話し、徐々に企画内容や参加者を広げていきたいという。

 問い合わせはメール=DEC.nagazumi@gmail.com

=2018/05/17付 西日本新聞朝刊=

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