宮崎県
「負けないで努力して」 強盗致傷被告 懲役6年6月 裁判員メッセージ 宮崎地裁判決
宮崎県2例目の裁判員裁判で、強盗致傷などの罪に問われた住所不定、無職近藤信彦被告(39)に対し、宮崎地裁(高原正良裁判長)は16日、懲役6年6月(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。検察側、弁護側ともに控訴しない方針。
判決理由で高原裁判長は「被告は刑務所を出てからわずか半年ほどで犯行に及び、ひったくりから強盗へと犯行が悪質化、再犯の可能性も少なくない」と述べた。
また、高原裁判長は近藤被告に「つらいことがあるでしょうが、負けないで幸せになるよう努力してください」「服役後、私たちと同じように社会生活できるよう生活設計を立ててください」との裁判員からのメッセージを伝えた。
判決によると、近藤被告は7月28日午後9時40分ごろ、宮崎市内のスーパーの女性用トイレに侵入、隣室の20代女性をついたて越しに傘で殴り、頭や腕に1週間のけがを負わせたうえ、現金約5万4千円入りの手提げバッグ(約5万8千円相当)を奪った。
× ×
●「いい経験に」「精神的疲れ」 裁判員が会見
「いい経験だった」「精神的な疲れが大きかった」。宮崎県2例目の裁判員裁判で16日、強盗致傷などの罪に問われた住所不定、無職近藤信彦被告(39)に対して懲役6年6月の判決言い渡しを決めた裁判員6人。このうち5人が裁判を終えて会見、3日間の審理を振り返り、やりがいを感じたとする一方で、不安な思いの一端ものぞかせた。
検察側が懲役7年を求刑、弁護側が類似事件の判例が懲役7―9年と紹介し、量刑について弁護側と検察側の見解が近かったことについて、50代のパート女性は「プロから見たらこうなのかな」。40代の会社員男性は「参考にはしたが、(判断の)ベースにしたわけではない」と話した。
判決を決めるにあたって、60代女性は「不安はずいぶんあった」と打ち明けた。ほかの裁判員も「精神的な疲れが大きかった」と一様に気疲れした様子だった。
また、判決言い渡し後にメッセージを伝えたことについて、60代主婦は「彼(被告)に立ち直ってもらうために、何かいい言葉を残せないかと思って」と述べた。
=2009/12/17付 西日本新聞朝刊=
判決理由で高原裁判長は「被告は刑務所を出てからわずか半年ほどで犯行に及び、ひったくりから強盗へと犯行が悪質化、再犯の可能性も少なくない」と述べた。
また、高原裁判長は近藤被告に「つらいことがあるでしょうが、負けないで幸せになるよう努力してください」「服役後、私たちと同じように社会生活できるよう生活設計を立ててください」との裁判員からのメッセージを伝えた。
判決によると、近藤被告は7月28日午後9時40分ごろ、宮崎市内のスーパーの女性用トイレに侵入、隣室の20代女性をついたて越しに傘で殴り、頭や腕に1週間のけがを負わせたうえ、現金約5万4千円入りの手提げバッグ(約5万8千円相当)を奪った。
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●「いい経験に」「精神的疲れ」 裁判員が会見
「いい経験だった」「精神的な疲れが大きかった」。宮崎県2例目の裁判員裁判で16日、強盗致傷などの罪に問われた住所不定、無職近藤信彦被告(39)に対して懲役6年6月の判決言い渡しを決めた裁判員6人。このうち5人が裁判を終えて会見、3日間の審理を振り返り、やりがいを感じたとする一方で、不安な思いの一端ものぞかせた。
検察側が懲役7年を求刑、弁護側が類似事件の判例が懲役7―9年と紹介し、量刑について弁護側と検察側の見解が近かったことについて、50代のパート女性は「プロから見たらこうなのかな」。40代の会社員男性は「参考にはしたが、(判断の)ベースにしたわけではない」と話した。
判決を決めるにあたって、60代女性は「不安はずいぶんあった」と打ち明けた。ほかの裁判員も「精神的な疲れが大きかった」と一様に気疲れした様子だった。
また、判決言い渡し後にメッセージを伝えたことについて、60代主婦は「彼(被告)に立ち直ってもらうために、何かいい言葉を残せないかと思って」と述べた。
=2009/12/17付 西日本新聞朝刊=
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