西日本新聞

佐賀県

【裁判員裁判】同僚リンチ殺害 3被告に懲役20-17年 検察側求刑 「計画的で卑劣な犯行」

2010年03月18日 17:58
 営業成績が悪いための制裁と称し、同僚の江島幸夫さん=当時(38)=を殺害して遺体を山中に埋めたとして、殺人などの罪に問われた佐賀市新栄東、廃品回収業古賀稔(26)▽同市富士町、同納富崇宏(28)▽同市本庄町、派遣社員鷲崎幸一(33)の3被告の裁判員裁判第5回公判が17日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)であり結審した。検察側は古賀被告に懲役20年、納富、鷲崎両被告に17年を求刑。

 検察側は論告で「自己保身のため、11日間にわたり江島さんを苦しめ、死体を隠した計画的で卑劣な犯行」と述べた。争点となっている殺意の程度や時期については「医師の治療がないと死亡するという高い認識があったのに、古賀被告宅に江島さんを連れ込んだ。3被告には死んでもかまわないという殺意があった」とした。

 古賀被告の弁護人は最終弁論で「自宅に連れ込んだときは、警察に捕まりたくないという気持ちと助かってほしいという気持ちが葛(かっ)藤(とう)していた」と反論、懲役12年か13年が相当とした。納富、鷲崎両被告の弁護人は、古賀被告に対し従属的だったことなどを考慮し、それぞれ懲役11年、懲役7年が相当だと主張した。

 被害者参加制度に基づき裁判に参加した被害者の母は3被告に死刑相当と意見を述べた。あす、裁判官と裁判員が判決に向けて協議する評議に入る。判決は19日。


=2010/03/18付 西日本新聞朝刊=

バックナンバー

おすすめ情報【PR】
おすすめ情報【PR】
東日本大震災特設ページ
アクセスランキング
  1. 福岡市の「禁酒令」に意見164件 賛...
  2. 福岡市職員禁酒 稚拙で恥ずかしくないか
  3. 北九州市にがれき搬入 反対派を排除写真付記事
  4. 飲食店ガラガラ死活問題 「禁酒令」...写真付記事
  5. 鹿児島県知事選出馬を向原氏が正式表明
注目コンテンツ
47CLUB探検隊

「もつ鍋万十屋」さんに行ってきました!

まだまだ寒い日が続きますが皆さまはお元気ですか? 寒い日は『鍋物』がよりいっそう美味しいと感じます。 今日は博多の名店「...

>> 記事を読む

>> 47CLUB探検隊へ