西日本新聞

あなたの旅が日本を元気にする 九州・東北 旅の懸け橋プロジェクト

あなたの旅が日本を元気に―。3月11日に発生した東日本大震災で苦境に立つ東北地方。直接被災したところも、その周辺の地域も復興への道筋を探り続けています。今、私たちにできる支援策の一つとして「東北・九州 旅の懸け橋プロジェクト」を始めることにしました。義援金も、ボランティア活動も大事。でも、あまり無理せず被災地のそばに出向き、観光という経済活動、人的交流を通じ手助けできないか。そんな試みに四季を通して取り組みます。

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岩手・花巻 今こそ「雨ニモマケズ」宮沢賢治に浸る

ゆかりの品が並ぶ宮沢賢治記念館。館内には、多くの賢治ファンの姿があった

ゆかりの品が並ぶ宮沢賢治記念館。館内には、多くの賢治ファンの姿があった

 色鮮やかな落葉が、ぬれた地面に優しく降り積もっていく―。晩秋の陸奥(みちのく)の山々はもう冬支度を始めていました。シリーズ3回目となる今回の旅人は、ともに九州大学留学生の中国人庄善勇(しょうぜんゆう)さん(26)と韓国人梁暎喜(ヤンヨンヒ)さん(22)です。外国人が見つめた東北の魅力とは。岩手や青森などを巡る旅に同行しました。...

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青森・秋田・満喫 ブナ原生林のシンフォニー

ブナの原生林が広がる白神山地。雪に覆われる冬景色も絶景という

ブナの原生林が広がる白神山地。雪に覆われる冬景色も絶景という

 ひんやりとした優しい風が、草木の甘いにおいを運ぶ。青森、秋田両県境間に広がる白神山地。ここは世界最大級のブナの原生林が、世界自然遺産に登録されている。初心者も散策できると聞き、青森県西目屋村から足を踏み入れた。...

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青森・平川 畑に野路に深まる秋 色とりどりを丸かじり

畑に野路に深まる秋 色とりどりを丸かじり

リンゴに日光を当て、色づきをよくするために葉摘みに忙しい佐藤正道さん、千鶴子さん夫婦

ビールから津軽の地酒に変わったころ、もてなしてくれた佐藤正道さんは言うのである。「この辺りから見える岩木山が、いちばん姿がぎれいなんだぁ」 私は今、農家である佐藤さん宅におじゃましてグリーンツーリズムの体験中。津軽平野の南に位置する青森県平川市、なかでも旧尾上町(おのえまち)は八甲田山に連なる丘陵地にも恵まれ、リンゴとコメの両方がよく実り、人々がよく働く土地で知られている。 翌朝、佐藤さんのリンゴ園に連れていってもらった。...

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秋田・仙北 表情豊か 燃える「秋田駒」

紅葉したチングルマが山肌を染める秋田駒ケ岳

紅葉したチングルマが山肌を染める秋田駒ケ岳

大小の山々が連なるニッポンに「駒ケ岳」は20余りあるという。 稜線(りょうせん)が馬の寝そべった姿に似ている、などと馬になぞらえた名前らしく、それぞれ土地の名を冠して「~駒」と呼び習わされたりするそうだ。でも私が知っているのは、中央アルプスの最高峰「木曽駒」くらい。九州の山しか登ったことのない者に「秋田駒」は、正直なところイメージがつかめなかった。秋田駒ケ岳は、秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる活火山―予備知識はそれだけ。...

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岩手・平泉 そっと手を合わせに そんな旅があっていい

岩手平泉町の中尊寺

岩手県平泉町の中尊寺

樹齢300年を超える杉の大木が立ち並ぶ参道「月見坂」。息を切らして登り切ると、中尊寺の本堂、そして覆い屋で守られた国宝「金色堂」にたどり着く。金箔、蒔絵、螺鈿など壮麗な装飾に彩られた威容は、かつて東北地方を治めた奥州藤原氏の拠点都市「平泉」(岩手県平泉町)の栄枯盛衰をしのばせる。 中尊寺をはじめ、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山などの史跡群が、先月26日に世界文化遺産に登録されて一躍脚光を浴びる平泉...

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宮城・松島 絶景健在 遊覧船めぐり

松島湾をめぐる遊覧船

松島湾をめぐる遊覧船

水しぶき交じりの潮風に吹かれ、湾内を遊覧船が進む。大小約260の島々は、浸食されてユニークな姿が多い。「座した仁王様に見えるから仁王島」「大波が打ち寄せると鐘の音のような共鳴が聞こえるから鐘島」-そんな島名の由来にまつわる話が楽しい。人に慣れたウミネコに、餌をよこせと翼で頭をはたかれたのも新鮮な体験だ。宮城県松島町は、天橋立(京都)、厳島(広島)とともに日本三景と称される名勝地。松島湾にも大津波が迫ったが、市街地は浸水被害で済んだ...

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福島・会津若松 幕末しのぶ「新」鶴ヶ崎

赤瓦にふき替えられた鶴ヶ城

赤瓦にふき替えられた鶴ヶ城

日本が近世から近代へと向かう激動期に、白虎隊の少年たちや〝幕末のジャンヌダルク〟と呼ばれた新島八重が、この城を見上げていたかと思うと、胸が熱くなった。福島県会津若松市の名所、鶴ケ城は、戊辰戦争(1868~69年)で、会津勢が籠城して新政府軍に徹底抵抗した舞台として知られる。国の史跡にも指定されているが、時代考証の結果、幕末当時は赤瓦だったことが分かり、当時の様子に近づけようと黒瓦から赤瓦に改装。完成が目前に迫っていたとき、震災が突発した...

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紀行文を募集します

西日本新聞社は「東北・九州 旅の懸け橋プロジェクト」に賛同して東北を旅行された方々の紀行文を募集します。
岩手、宮城、福島、青森、秋田、山形6県を旅して感じた土地や人の魅力、抱いた思いを400字詰め原稿用紙2枚分以内にまとめ、写真1~2枚を添えて、お手紙かメールにてお送り頂くか、下記メール投稿ボタンよりメールを送信して下さい。

〒810-8721 西日本新聞社
マーケティング室内「懸け橋」係

kakehashi@nishinippon-np.jp
宛の投稿も受け付けています。

  • 応募の際は住所・氏名・年齢・電話番号の記入をお願いします。
  • ホームページの特集コーナーに随時、掲載していきます。
  • お問い合わせは同室=092(711)5524まで

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