ブルーシート、衛生用品はまだ不足(4月24日)

 西日本新聞の取材によると、熊本県内の被災地では水、食料などの支援物資は充足しつつあるが、損壊した屋根の応急処置に使うブルーシートや、ウエットティッシュなどの衛生用品はまだ不足しているようだ。

 ■嘉島町

 ブルーシートやシャンプー・リンスなど一部の物資を除いて、在庫のあるものに関しては受け入れを断っている。地震発生直後は食料のニーズが高かったが、生活に必要なものに変わりつつあるという。衣類の要望も多い。全壊、半壊の倒壊家屋の方が、服を取りに入れないから。

 ■御船町

 食べ物、水、子ども用おむつ、歯ブラシ、生理用品など日用品はかなりの量集まってきた。ホームページで、実質的に一時中断のお知らせを載せた。倉庫は一杯。ビニールシートはまだほしい。

 ■美里町

 物資はだいたい充足した。ブルーシートは、まだ住民が求めていて、受け入れている。食料は、避難勧告を出していることもあり、必要に応じて受け入れる。

 ■甲佐町

 2、3日前から制限を一部設けている。水や、パンなどの日持ちしない食料について。食料は3、4日先の分まで足りている。ブルーシートなどの復興物資は受け入れている。ライフラインも復旧して、何割かの住民は自分で買い物に行けるようになっている。

 ■菊陽町

 物は充実してきているが、受け入れ中止にまでは至ってない。食料もまだ受け入れている。赤ちゃん用の離乳食は在庫がなくなってきている。

 ■熊本市

 支援物資を集約する「熊本自身支援物資対策本部」がある「県民総合運動公園陸上競技場」(熊本市東区)には、ペットボトル飲料水や紙おむつなど全国各地から届いた支援物資が広範囲に積まれている。支援物資が飽和状態にあるとして、21日から受け入れを停止したが、未だに続々と物資が届く。本部にはすでに水5万4000トン、毛布3~4万トン、紙おむつが2~3000袋があるが、そのほとんどが留め置きされた状態だ。
 一方で、消毒液やウエットティッシュ、ゴム手袋など衛生用品は十分届いていないようだ。

=西日本新聞=

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