
福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」で、ラッコの赤ちゃんが誕生した。灰色の毛玉のように見える赤ちゃんは25日に生まれ、体長は30センチほど。母親のおなかの上で毛づくろいされ、母乳も飲むなど元気に過ごしている。
国内で飼育されているラッコは現在30匹。水族館で生まれ育ったラッコが産む赤ちゃんは骨格が小さくて成長しにくいといわれ、飼育数は年々減少。今回の母親も過去2度出産したが、いずれも早くに死んでいる。
同館は母親を刺激しないように当分、映像だけの公開にし、母親の餌の管理やプールの水温などにも気を配る。赤ちゃんの性別はまだ不明ながらも「“箱入り娘”のように大事に育てていきたい」と飼育担当者。
=2012/01/28付 西日本新聞朝刊=