水俣病被害者救済法に基づく救済措置で焦点となっている申請期限について、細野豪志環境相は27日、閣議後の記者会見で「被害者関係団体のみなさんと私自身が直接お会いし、お話を伺った上で判断したい」と述べ、29日に熊本県水俣市と新潟市を訪問することを表明した。細野氏が環境相として水俣病の被害地域を訪れるのは初めて。
29日午前に水俣市を訪問。水俣病慰霊碑に献花した後、水俣病認定患者や、水俣、鹿児島県出水両市の被害者団体などと面談する。午後には新潟市へ移動し、被害者団体から意見を聞く予定。
細野氏は「水俣病は環境省の原点ともいうべき非常に大きな公害。早い時期に現地を訪れたいと思っていた」と強調。申請期限について、面談の場で表明することは「考えていない」とした上で「まず(被害者の意見を)聞かせていただき、私どもとして考えていることをお伝えした上で最終的に判断する」と話した。
=2012/01/28付 西日本新聞朝刊=