弁護人に宛てた手紙を追加捜査の過程で大阪地検に押収されたのは、刑事訴訟法で保障された接見交通権の侵害に当たるなどとして、公判中の男性被告が近く国に慰謝料を求める民事訴訟を起こすことが28日、裁判関係者への取材で分かった。
男性は、2008年に大阪府柏原市のパチンコ店で、現金約1千万円などを奪ったとして強盗罪で起訴された石田利晃被告(41)=一審懲役10年、大阪高裁に控訴中。
石田被告は一審大阪地裁の途中で否認に転じたことを受け、大阪地検が大阪拘置所の同被告の居室を家宅捜索した際、当時の弁護人に宛てた便箋や書き損じの紙を押収した。