
JR宮崎駅西口のバスターミナルを発着点に、100円(小学生以下無料)で宮崎市の中心市街地を回る「まちなか観光周遊バス」の試験運行が28日から始まった。利用者からは「100円で市街地を1周できるのは安い」など評判は上々だったが、狙い通りに中心市街地のにぎわいづくりに寄与できるか。試験運行期間となる3月23日までの利用者数が注目される。
出発セレモニーには運営主体の宮崎商工会議所や県、同市関係者が出席。あいさつした試験運行実行委員会会長の出口近士・宮崎大工学部准教授は「バスは人と人をつなぐ装置。どこの街にでもある周遊バスだが、宮崎市にとっても不可欠なものになってほしい」と期待を込めた。
バスは、県のシンボルキャラクター「みやざき犬」やハイビスカスなどが描かれカラフル。子ども連れの家族などが乗り込んだ。約30分かけて周回した宮崎市大島町の主婦(35)は「今まで疎遠だった県庁周辺や大淀川沿いなどにも足が向きそう。知り合いが観光に来たときはぜひ、市街地案内に使いたいですね」と話した。
同バスは始発の午前10時から最終の午後6時発まで計12本が運行され、高千穂通の宮崎中央郵便局前、橘通3丁目、県庁前、宮崎観光ホテル前など12停留所を巡る。本格運行は、利用客数などを検討して判断される。
=2012/01/29付 西日本新聞朝刊=