「ドーム球場」で有識者委 県議会代表質問 知事、来年度設置を表明 [鹿児島県]

 鹿児島県議会の12月定例会は1日、代表質問があった。三反園訓(みたぞのさとし)知事は自民党と民進、社民党系の「県民連合」の質問に答えた。公約であるドーム球場整備に向けて、民間人を交えた有識者委員会を来年度に設ける考えを明らかにした。一方、部下である県職員とのコミュニケーションが不足しているとの指摘が出て、知事が「その批判は当たらないのではないか」と色をなして反論する場面もあった。

 ドーム球場整備について知事は、議会初日の提案理由説明でも「一歩一歩着実に取り組む」と明言。この日も「福岡のヤフオクドームのような電光掲示板がある豪華なものではなく、鹿児島にできるものを造りたい」と意欲を示した。整備に向け設置する、有識者委員会の位置付けや人選は来年度予算の編成の中で調整するという。

 知事は、県政与党の県民連合から県職員との連携不足を指摘されると「報道を引用されての指摘だが、マスコミは往々にして時の政権を厳しく報道する。どの程度の方々が報道のように言っているのか教えてほしい。私は(庁内の)ほとんどの課を訪問し、各課室長と昼食懇談会も開いている」と反論した。

 さらに10月の定例記者会見を約30分で打ち切った姿勢も批判された。知事は在京テレビ局のニュースキャスターなどの経験を強調し「私は就任以来、さまざまな場面でのぶら下がり取材に応じているほか、ニュース番組への生出演、記者インタビューも積極的に対応している。定例会見も時間を含め柔軟に対応していきたい」と語気を強めた。

 一方、10月に就任し、県初の女性副知事として注目される小林洋子副知事も初の答弁に臨み、女性活躍推進などに取り組む考えを示した。

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=

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