漆塗り銅剣の柄出土 熊本市・上代町遺跡群 [熊本県]

熊本市西区の上代町遺跡群から出土した木製の「赤漆塗銅剣柄」
熊本市西区の上代町遺跡群から出土した木製の「赤漆塗銅剣柄」
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 熊本市は1日、西区上代10丁目の上代(かみだい)町遺跡群から弥生時代中期(約2千年前)の銅剣の柄(つか)だったとみられる木製品が出土したと発表した。朱色の漆で塗られており保存状況も良好。市によると、漆塗りの柄の出土は国内2例目で、九州では初。韓国で出土した銅剣の柄と形状が似ており、市文化振興課は「朝鮮半島との深いつながりを示す」としている。

 市によると、柄は長さ11・5センチ、幅約5センチで剣の差し込み口部分から持ち手の部分まで残っている。銅剣は権力者の墓に埋葬される貴重なもので、福岡大の武末純一教授(考古学)は「首長のいる集落が存在したと考えられる」と指摘する。

 市は4日午前10時と午後2時から、市民向け現地説明会を行う。

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=

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