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「熊本が育んでくれた」 山下泰裕・全日本柔道連盟会長 故郷と五輪への思い語る [熊本県]

子どもたちから花束を贈呈され笑顔をみせる山下泰裕さん
子どもたちから花束を贈呈され笑顔をみせる山下泰裕さん
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 全日本柔道連盟の山下泰裕会長(60)に23日、2020年の東京五輪への意気込みや故郷・熊本に寄せる思いを、会長就任を祝う会が開かれた熊本市の会場で聞いた。

 -会長就任3カ月。

 今夏の世界柔道選手権では8個の金メダルを獲得した。東京五輪に向けて非常に順調なスタートを切っている。選手の強化、育成がうまく進んでいる。

 私の夢は、柔道着を肩に担ぐ選手の姿に子どもたちが憧れるような柔道界にすること。柔道の魅力、いかに人生に役立つのかを広めていきたい。柔道に育てられた私の力を発揮するところだと思う。幼いころに暴れん坊で迷惑を掛けていたが、柔道を習って学んだことが自分の土台になった。

 -就任を祝う会で県民の激励を受けた。

 県内の多くの関係者、小学、中学、高校の仲間もたくさん来てくれた。改めて熊本が私を育んでくれたという思いでいっぱいだ。熊本地震に対しても、微力でも力を尽くしていきたい。心から一日も早い復興を願っている。何かチャンスがあれば、熊本のスポーツ界のためにも力になりたい。

 -被災者も東京五輪を楽しみにしている。

 全柔連会長だけでなく、日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部長もしている。東京五輪では開会式翌日から柔道の試合が始まる。柔道が頑張って、日本チームの勢いをよくして、さまざまな競技に頑張ってもらいたい。

 -県民にメッセージを。

 私は自他共に認める「肥後もっこす」。明るい話題、夢や希望を提供できるように柔道、スポーツで頑張ってきたい。(熊本地震で被災し)大変な方もまだまだたくさんおられるが、被災者を勇気づけるのも私の大事な役割であると思っている。

=2017/09/24付 西日本新聞朝刊=

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