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「輪地切り」本格化 阿蘇の草原野焼きに備え [熊本県]

「輪地切り」の作業で草を刈る柿野・山田牧野組合の組合員たち
「輪地切り」の作業で草を刈る柿野・山田牧野組合の組合員たち
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 阿蘇地方の草原で、来春の野焼きに備えて草を刈って防火帯をつくる「輪地切り」が本格化している。

 輪地切りは、野焼きの火が燃え広がらないように牧野の周囲の草を刈り取る作業で、野焼きの下準備として秋から冬にかけて各地で始まる。

 南阿蘇村の柿野・山田牧野組合では24日、組合員たち約30人が作業に汗を流した。近年は住民の高齢化でボランティアに頼る組合が増えているが、同組合は住民のみで活動を維持している。住民らは足元の悪い急斜面を歩きながら、腰の高さまで伸びた草を刈り取った。

 熊本地震で牧野や作業道が被災したため、今春は阿蘇地方の草原約1万6千ヘクタールのうち約7%で野焼きが見送られた。民間企業の資金援助も増えており、今春は断念した地域での野焼きの再開が期待されている。

=2017/09/25付 西日本新聞朝刊=

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