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過労死ライン63事業所 長時間労働賃金不払い32事業所 熊本労働局調査 [熊本県]

 熊本労働局は、長時間労働が疑われるとして2016年度に県内202事業所に監督指導を行った結果、80事業所で違法な時間外労働を確認、うち63事業所(31%)では国が「過労死のリスクが高まる」とする月80時間を超える時間外労働があったと発表した。賃金不払い残業も32事業所であった。

 最も時間外労働が長い従業員が「過労死ライン」を超えている63事業所の内訳は、月200時間超=1▽150~200時間=6▽100~150時間=39▽80~100時間=17。

 労働基準法は、労働時間の上限を原則1日8時間、週40時間と定め、企業がそれを超えて働かせる場合は労使協定(三六協定)を結ぶ必要がある。協定を結ばずに残業させたり、協定の上限を超えて残業させたりすると違法になる。

 調査は、広告大手電通の新入社員が過労自殺した問題などを受け、国が2016年度に初めて実施。全国では2万3915事業所が監督指導を受け、うち7890事業所(33%)で月80時間を超える時間外労働が確認された。

 熊本労働局監督課は「改善に向け企業への周知や指導を続けたい」としている。

=2017/09/27付 西日本新聞朝刊=

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