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南登山道復旧で関係者喜ぶ 「村が明るくなった」 南阿蘇 [熊本県]

通行止め解除で1年半ぶりに車が乗り入れた阿蘇山の南登山道(手前)。左手奥に中岳の噴煙が見える=4日午後、烏帽子岳から写す
通行止め解除で1年半ぶりに車が乗り入れた阿蘇山の南登山道(手前)。左手奥に中岳の噴煙が見える=4日午後、烏帽子岳から写す
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通行止めが解除され、南登山道を阿蘇山上へ向かう車の列=4日午後、南阿蘇村
通行止めが解除され、南登山道を阿蘇山上へ向かう車の列=4日午後、南阿蘇村
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 熊本地震で被災し、通行止めとなっていた南阿蘇村と阿蘇山上をつなぐ県道阿蘇吉田線(南登山道、11・6キロ)が4日開通し、地元観光関係者からは「さらなる集客につなげたい」と期待の声が上がった。

 午前10時、南阿蘇村の登山道入り口では、村観光協会の会員が訪れた人たちに地元産の天然水とパンフレットを配ってお出迎え。待ちわびた観光客らが次々と車で山上を目指した。

 所々で土砂崩れの復旧作業が続くが、熊本市の友人と訪れた福岡県春日市の近藤靖之さん(71)は「やはり景色が最高だね」と途中の駐車スペースで南郷谷を見下ろした。

 登山道の入り口にある阿蘇白水温泉「瑠璃(るり)」では、担当者が「今日は立ち寄り湯の来客が多かった」と効果を実感した様子。近くの阿蘇白水郷美術館の松藤陽子館長は「登山道の復旧で村が明るくなっていく気がする」と声を弾ませた。

 山上ルート復活で、南阿蘇村から草千里ケ浜周辺への所要時間が半減するだけでなく、阿蘇市と南阿蘇村の往来が可能になり、阿蘇周遊が容易になる。阿蘇市観光課は「滞在時間の延長につながれば阿蘇全体にメリットがある」。草千里ケ浜前の駐車場で飲食店を営む女性は「火口観光ができない中でも、山上で休憩して阿蘇を楽しんでほしい」と期待を膨らませた。

=2017/10/05付 西日本新聞朝刊=

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