中日荒木選手、故郷で2000安打祝う会 「熊本工業出身誇りに」 [熊本県]

2000安打を達成し、地元への感謝の思いを語る荒木内野手
2000安打を達成し、地元への感謝の思いを語る荒木内野手
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 プロ野球中日ドラゴンズの荒木雅博内野手(40)=菊陽町出身、熊本工高卒=の通算2千安打達成を祝う会が3日、熊本市であり、荒木内野手は「プロ22年にして大きな記録を達成できた」と喜びを語った。

 祝賀会は熊工野球部OB会が企画し、約300人が出席。荒木内野手はスピーチで「熊本工業で野球選手としての土台を作ってもらった」と感謝の言葉を述べた。今年から内野守備走塁コーチ兼任となるが「まだまだ若い選手に負けるつもりはない。熊本工業出身という誇りを胸に頑張っていきたい」と誓った。

 荒木内野手は熊本工高時代に2度、春のセンバツ大会に出場し、1996年にドラフト1位で中日に入団。2008年に中日選手会長、09年にはプロ野球選手会副会長を務めた。ベストナイン3回。ゴールデングラブ賞6回。

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■「心に響くプレーを」 一問一答

 昨年6月に史上48人目となる2千安打を達成したプロ野球中日ドラゴンズの荒木雅博内野手(40)。熊本市で開かれた祝賀会の会場で野球や故郷への思いを聞いた。

 -昨季は2千安打を達成。地元の菊陽町では町民栄誉賞を授与された。

 地元の方に応援してもらって2千本打てたのでとてもうれしい。18年間熊本で育って、最後の3年は熊工だったので、今日こうしてお祝いしてもらうのは感謝の気持ちでいっぱいだ。

 -2016年4月に熊本地震が起きた。

 地震から2カ月後に熊本に帰ってきたが、飛行機の中から見るとブルーシートばかり。心を痛めた。

 -まだ、仮設住宅に住んでいる人など地震前の暮らしに戻れない人がたくさんいる。

 熊本に限らず、東日本にもそういった人がいると思う。「プレーを見て元気を出してください」とは言えないけど、何人かでも心に響く人がいてくれれば。

 -今年、藤崎台県営野球場(熊本市中央区)でオールスターゲームがある。

 解説くらいで来られたら(笑)。セ・リーグのチームは、熊本での公式戦がない。出たい気持ちはある。最後の思い出で出場できるよう頑張る。

 -新年を迎え、今年の意気込みは。

 目標は(通算)400盗塁、300犠打(現在378盗塁、283犠打)。盗塁は数が多いけど、なんとか達成したい。

 -ファンに向けて。

 やっぱり上位に食い込んでいけるように。チームが元気だと、周りも街も活性化する。それは僕らの役割でもある。とにかく死にものぐるいでやる。毎年、「今年こそは」と言っているけど、本当に今年こそはという気持ちでやりたい。

=2018/01/04付 西日本新聞朝刊=

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