「日本のシリコンバレーに」「ミュージアムで教訓継承」 シンポで「復興の姿」議論

創造的復興について意見を交わす五百旗頭真県立大理事長(左)など県の復旧・復興有識者会議のメンバー
創造的復興について意見を交わす五百旗頭真県立大理事長(左)など県の復旧・復興有識者会議のメンバー
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 県主催の復興祈念シンポジウムが16日、熊本市であり、五百旗頭(いおきべ)真県立大理事長ら、県の復旧・復興有識者会議のメンバーが、熊本地震からの「創造的復興」の在り方などについて意見を交わした。

 谷口将紀東大大学院教授は「熊本は(IT産業が集積する)米国のシリコンバレーと地理的条件が似ている。熊本空港や八代港の復興で九州の玄関になり、熊本を日本のシリコンバレーに、というのが百年の計」との構想を披露した。五百旗頭氏は「熊本にも(震災)ミュージアムをつくり、若い世代が追体験できるようになってもらいたい」と、教訓を次世代に継承する必要性を強調した。

 坂東真理子昭和女子大理事長は、熊本地震で他自治体などからの応援を受け入れる「受援」体制の未整備が課題となった点を踏まえ、「受援力とともに、応援を求める『求援力』を持つことが大事だ」と述べた。

=2017/04/17付 西日本新聞朝刊=

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