2008年02月25日
「食の大切さ」学ぶ 長崎市で食育祭に2000人 生ごみで元気な野菜生産
食や農業の大切さを学ぶ「第3回長崎の環(わ)をつなぐ食育祭」が24日、長崎市の長崎ブリックホールで開かれた。生ごみによる土づくりで生産した農産物の普及に努めている「長崎の環をつなぐ食育の会」(吉田俊道代表)などの主催で、家族連れなど約2000人が集まった。
同市の横尾小の体験発表では、大根や白菜の栽培に土づくりから取り組んだ様子を紹介。「子どもたちは農作業に携わることで、命の大切さも学んだ」と報告した。
また、東京農業大学教授の小泉武夫氏が「発酵は地球を救う」と題して講演。小泉氏は「人類は環境、健康、食料、安全なエネルギーの4つの課題に直面している。発酵、微生物の世界がこれを解決してくれる」と述べ、微生物を数多く含んだ生ごみを使った有機農法を高く評価した。
有機野菜の生産者や加工業者も参加し、大村市の福重有機米研究会の寺坂哲郎さん(53)は「玄米70キロをみんなで持ってきたが、売り切れた」。有機栽培のニンジンで作ったジュースの試飲コーナーもあり、諫早市から訪れた女性は「甘くておいしい」と驚いていた。