講師紹介

【福岡・福岡市】
湯浅 慶朗(ゆあさ・よしろう)
みらいクリニック

得意分野:

【プロフィル】
ゆあさ・よしろう 1977年生まれ。宮崎県出身。柳川リハビリテーション学院卒。みらいクリニック付属リウマチ&フットケアセンター長。「加圧トレーニング」と靴、靴下による医療を試みる。
みらいクリニック
福岡市博多区博多駅東1-13-31 
スワン博多ビル6階
TEL:092-415-2153 / FAX:092-415-2154
URL:http://mirai-iryou.com/

 脳内にある運動と感覚の中枢は4割が口、6割が手足とつながっているという。丈夫な家には丈夫な土台があるように、健康な体には健康な土台が必要であることを考えれば、「命の入り口」といわれる口と同様、足の状態を正すことは、健やかに生きるための基本ともいえる。西日本新聞・食卓の向こう側取材班が踈日、福岡市で第2回「命の入り口」セミナーを開くのを前に、セミナー講師で、足からの健康法を説く理学療法士、湯浅慶朗さん(33)に聞いた。 (佐藤弘)

―なぜ足が重要なのか。
 「儼むこと同様、立つ、歩くは、極めて日常的で基本的な動作。健康を考え、歩いたり、ジムに行ったりする人は多いが、しっかりと足の指が伸びた状態でないと、つくべきところに筋肉がつかず、逆に体を痛める場合もある。小指に支える力がないとねんざにつながるし、ひざ、腰の痛み、肩凝りの原因にもなる」
 「関節痛も原因は、その場所ではなく、遠く離れた所であることが多い。だから悪くなった個所ばかりを治療しても良くならない。根っこを見過ごしたまま、痛み止めを処方されれば、ますます悪化するだけだ」
 ―足指に着目したのは。
 「ある病院で患者のリハビリを担当していた。だが、回復する人の一方で、逆に悪化する人もいた。原因を探し勉強したが、納得のいく答えが得られない。その後、薬のいらない医療を掲げる内科医の今井一彰さんと出会い、足の指を矯正する5本指ソックスを渡された。履くと指に力が入り、踏ん張り力が前と全く違う。これは、と思ってO脚の妻に履かせると1週間後、曲がっていた妻の脚が真っすぐに。足の指の重要さに目覚め、研究を始めた」
 ―なぜ足の指が伸びることがいいのか。
 「歩くときは、まずかかとから着地して、小指に体重がかかり、親指方向に重心が移動して、地面をける。指が反っている『浮き指』では、指がクッションの役割を果たせないから、ドスンドスンとした歩き方になる。指が横を向いた『寝指(ねゆび)』、屈曲した『屈(かが)み指』では力が入らない。自覚はなくても、私から見ればほとんどの人が足指を曲げているのが現状だ」
 「ヒトは親指と小指の付け根、小指からかかと、親指からかかと(土踏まず)の三つのアーチで立つ。サルが真っすぐ歩けないのは、アーチがなくベタ足だから。今はこのバランスが崩れている人が多く、体の不調につながっている」
 ―セミナーでは何を。
 「足の指に関心を持ってもらえば、これまで悩んでいた病気に希望の光が見えるかもしれない。セミナーでは、指の大切な働きからチェック方法、正しい歩き方、女性に多い親指が変形した外反母趾(ぼし)の治療法、矯正ソックスを使った効果の実例などを、実演を交えながら紹介したい」

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