講師紹介

【福岡・福岡市】
刀坂利恵(かたなざか・りえ)
栄養士

得意分野:

■プロフィル
2児の母で、栄養士。旬菜ごはんの会主宰、、オッパイママの料理教室 男性クッキング、エコクッキング講師。ほんの木出版「子どもたちの幸せな未来を考えるシリーズ」(財)福岡県地域福祉財団「Hiエンジェル」などに、食育エッセイも連載している。スローフード、食育、からだと地球に優しい食、など「食、農、健康を結ぶ!」をテーマに活動中。自然食の会、食育推進ネットワーク福岡、子どもの食と健康を考える会会員。
ブログ:http://ameblo.jp/naturopathy-banksia/
連絡先/bankshiafitness@(あっと)gmail.com

基本の食事

 ライオンの歯に門歯があったり、牛や馬の歯がするどい犬歯だったら不自然ですよね、餌だって歯に合った物を食べている。そしたら人間は、どんな食べ方が合っているのでしょう?

 そこで、穀類5 : 大豆1 : 魚介類1 : 野菜 海藻 発酵食品3 の割合で食べる「5113食」と言う食べ方がとっても便利なので、うちではこれを目安にしています。

 これは40年間、食と健康について研究、指導していらっしゃる内科医の安藤孫衛先生が人間の歯や消化酵素の量を元に考えられたもので,瑞穂の国の私達にはとても納得とても便利。これを良く噛んで食べると、胃も軽く体も心地いいし、おやつにも気を配れば子どもが病気になっても回復力が違います!!!

 とにかく御飯を主食にして、魚,野菜,海藻でアレンジしたおかずを作り、納豆、味噌、漬物などの発酵食品を毎食最低必ず1品はたべるようにしています。めんどうなら、粉にしただし鰹と味噌を練り混ぜておいたものと乾燥わかめを、お湯で溶くだけのインスタント味噌スープだって出来ます。

 材料を少し工夫して いりこ、味噌、野菜、海藻なら、もうこのパズルは完成!1番の基本形の献立になります。組み合わせはその日の気分次第!!御飯を主にして5113食に沿った食材で、献立を考え献立をたててみると、

雑穀入りの御飯…………(5)
シラス干…………(1)
納豆…………(1)
野菜海藻の入った味噌汁、野菜中心の煮物…………(3)
 となります。

 米から離れ、パン食が増えると必然的にジャムやバター、ハムエッグ、ドレッシング、マヨネーズなど、砂糖、脂肪にかたよりがちになり、私は「あ、損してるなー、もったいないな」と思ってしまいます。

 米がもともと“種子”なのはご存知の通りですが、米も私たちの体もビタミン(B群など)によってエネルギーを代謝させ、籾は芽を出して成長してゆきます。そのビタミンはどこにあるかというと、白米の場合捨てている「胚芽や糠」の中にセットされているのです!!!

 ビタミン、繊維不足を少しでも解消するためには、胚芽米や分搗き米はおすすめですし、雑穀や豆を入れて、つぶつぶをよく噛みしめると甘味があっておいしいものです。よく噛んでほどほどに食べる事によって、体にも優しく(胃腸を助ける)、噛む事によって唾液の分泌も盛んになり、癌抑制の酵素や若さを保つホルモン(パロチン)を分泌促進し、口元をきゅっと引き締め、ちょっとたるみ始めた肌を美しく保つ働きもあります。プロとして健康管理にとても気を使うトップモデルの教育カリキュラムでは、身体を中と外から綺麗にするために「雑穀御飯を100回噛みましょう」と指導するそうです。

 うちでは丸い皿にカフェランチのように盛りつけて子どもに、「今日5、1、1、3、食で足りないものなーんだ?」って食育クイズで聞いたりして、後から秘密の一品を出したりして小さいうちから選んで食べる方法も覚えさせます。

 おかずの法則が守れて、「よーく噛める」なら、玄米もおすすめ。

 食事は腹八分がいいけれど、「今日は食べすぎたなー」と思ったら、そのあとの食事で調整して、お腹が空いて「御飯が食べたーい!」と思うまで胃腸を休めてあげましょう。

 体に合った「普段着食」と、付合いや楽しみの時などの「よそ行き食」とを使い分け、楽しみながら続けることが長続きのコツですよ。そういう親の姿を子どもはちゃーんと見て真似しています。

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