西日本新聞

講師紹介

【福岡・久留米市】
福々亭金太郎(ふくふくてい・きんたろう)
食育落語家

得意分野:

福々亭金太郎■プロフィル
1979年生まれ。大学時代、落語研究会に在籍。7代目福々亭金太郎を襲名。

卒業後、地元農協に就職。「協同の精神」とかい離した構造のいびつさ、食と農の将来に強い不安感を抱く。退職後、「NPO法人循環型環境・農業の会」理事就任。

「食卓の向こう側」掲載の話題を中心に、「食育落語」を創作し、各地で口演。笑いを通した問題提起をしている。久留米落語長屋会員。


<連絡先>
■ホームページ
「金太郎のHAPPYネタ帳」
http://fukukin.blog.shinobi.jp/

 持ちネタを「食育落語」と自ら名付けるアマチュア落語家、七代目福々亭金太郎こと、特定非営利活動法人(NPO法人)理事の川嶋睦実さん(29)=久留米市荘島町=が、笑いの中から食に関心を持ってもらおうと、九州中を駆け回っている。

 食育に関する演目は主に五本。例えば-。

 八百屋の店主と客の会話。値段が表示してある商品を手にした客が「これは高いから国産ですね」と店主に問うと、店主は「農薬がいっぱい入っているから高いんだよ」と笑い飛ばす…。

 どの会場も一瞬、静まってしまう笑えない内容だが、そこは落語。その後の展開に、笑い転げてしまう落ちがある。

 大学卒業後、農協に五年勤め、現在は自然循環型農法を進めるNPO法人役員として活動する川嶋さん。大好きな落語の公演活動も続けていたが、食育落語を始めたのは昨春から。

 農家の人たちが酒席でよく「人が毎日口にする食に、もっと関心を持ってほしい」と熱弁するのを聞き、「自分なら、食に関心のない人たちを笑いで誘って、食育に関心を持ってもらえるのでは」と思ったのがきっかけだったという。

 それまでの演目は、古典落語中心だったが、食の専門家らのアドバイスを何度も受けながら、食育をテーマにした創作落語を自ら生みだした。

 現在は、少なくとも月二回ほどは九州各地の自治体などが主催する食育がテーマのイベントなどに呼ばれ、「前座」として登場。十五分ほど食育落語を披露する。「まずは落語で関心を持ってもらい、さらに食育に関する新聞記事や書籍で正しい知識を得てもらいたい」と話す。

 最近の話題の中国製ギョーザ中毒事件にも関心を寄せ「笑いの中で何か問題提起ができないだろうか」と思案中だ。

【食卓の向こう側取材班・佐藤からのコメント】
 まだ見習い中ですが、シンポジウムの雰囲気をなごませたいときは、重宝します。

基調講演の前座、あるいは、彼のテーマ制のあるショート落語のあと、討論するとか。私もジョイントして、助けてもらいました。

 ひとつ、長~い目でみてやってください 

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