2008年12月12日
新聞作り「食」考える 5年生が農家に取材、編集 西区の愛宕小 ネットで全国発信へ
小学生が「食」について地域の農家などに取材、編集した「新聞」を、ホームページを通じて全国に発信するユニークな授業が11日、福岡市西区愛宕の愛宕小学校(古川勝敏校長)であり、5年生20人が参加した。
授業は農林水産省の食料自給率向上事業のひとつとして企画された。同小が校内でイネや野菜を育てるなど「食育」に力を入れている点が評価され、実施が決まった。授業は全国で9校目で、県内では初めて。
5年生全員で6月から同区周船寺の農家で米作りを取材するなどし、新聞づくりの準備を進めた。授業は中央大学(東京)の松野良一・総合政策学部教授とゼミ生が指導。4クラスから5人ずつ参加した子どもたちは、取材メモや写真をチェックしながら、パソコンに記事を打ち込んだ。アイガモ農法に長年取り組んでいる農家の記事では「こだわり続けて28年たい!」と見出しを付けるなどして、クラスごとに新聞を仕上げた。
元新聞記者の松野教授は「記事に博多弁を盛り込むなど感性がいい。それぞれの視点が生きたトップクラスの出来栄えです」と高く評価。参加した米村春菜さん(11)は「取材で農家の人が頑張っていることが分かりました。これから食事は残さず大切に食べます」と話した。
新聞は来年1月に農水省の関連サイト「フード・アクション・ニッポン」で公開される予定。
=2008/12/12付 西日本新聞朝刊=

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