2010年06月17日
「有機農家と消費者つなぐ」 近大生が野菜を販売 飯塚市本町商店街 7月はカフェも
無農薬・有機栽培の野菜の委託販売を通じて農家と消費者をつなげようと、近畿大産業理工学部(飯塚市柏の森)の日高健准教授(経営学)の研究グループが今春から、飯塚市本町商店街の飲食店「たべりー」で実践活動を続けている。
研究グループは昨年度、商店街でホルモン丼などを売り、食を通じて、空洞化が進む市中心部の活性化や、若者が商店街に出店できるビジネスモデルの確立に取り組んだ。本年度は同店で、有機栽培を30年以上続けている桂川町の古野隆雄さんの野菜を販売。販路の拡大が不得手な生産者と、安全な食材を求める消費者をつなぐ方策を探っている。
12日は、古野さんが無農薬で育てたジャガイモ、キュウリなど旬の野菜15種類を販売。生で食べても甘みが強いトウモロコシが飛ぶように売れていた。
研究グループは7月下旬、たべりーの一画に、自分たちで開発した料理を提供する「まちなか有機カフェ(仮)」の出店準備を進めている。有機野菜のジュースや、アイガモ農法で育てたコメを使ったライスバーガーなどを出す予定で、プロジェクトリーダーの川満玲さん(20)=3年=は「同年代の若者に有機野菜のおいしさを伝えられるような店を作りたい」と張り切っている。
野菜の販売は毎月第2、4土曜日の午前11時―午後3時ごろまで。近畿大産業理工学部=0948(22)5659。
=2010/06/13付 西日本新聞朝刊=

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