
(A)自分なりのアレンジで楽しめる、おしゃれで華やかな飾り

(A)の材料。水引や稲穂、五葉松、プリザーブドフラワーなど、組み合わせを楽しんで

(1)紅白の水引を縦横に重ねて針金で固定する→(2)水引の上に、稲穂や五葉松など、ボリュームのある材料から重ねていく

(B)青系のプリザーブドフラワーを使った上品な正月飾り

〈クリスマス飾り〉流れ星風に木の枝を斜めにつけた
大掃除に年賀状作成、おせち料理の準備と慌ただしい季節。簡単でおしゃれな正月飾りをフラワーコーディネーターの安河内千穂さん(55)=福岡県宇美町=に教えてもらった。長期間みずみずしい美しさを保つプリザーブドフラワーを使った和洋折衷の正月飾りで、明るい新年を迎えよう!
●プリザーブドフラワー使おう
正月飾り(A)は楽しい材料をいっぱいに散らした華やかな飾り。
用意するのは、紅白の水引に五穀豊穣(ほうじょう)を表す赤米の稲穂、五葉松、サンキライの枝、松ぼっくり、リボン、プリザーブドフラワー、針金。プリザーブドフラワーは柔らかな感触と美しい色合いを長く保つ加工が施され、飾り物に最適です。ほかに飾り玉や扇、小さな獅子舞の人形などを付けると楽しさが増します。接着剤はスティック状の樹脂を電気の熱で溶かしながら接着するグルーガンが便利。すべてホームセンターや手芸用品店、100円均一ショップなどで購入できます。
さて、作り方です。
まず、白の水引を二つに曲げて縦に輪を作り、リボン型にした赤い水引を重ねて針金で固定します(1)。その上に実の部分を下にした赤米の稲穂と五葉松を重ね(2)、接着剤で止めながらサンキライの枝や松ぼっくり、リボンなど、残りの材料を載せていきます。
「末広がり」のイメージで、下の方向に広がりを持たせましょう。全体のバランスを見ながらプリザーブドフラワーの位置を決め、最後に接着剤で材料を張り付けます。決まった形にこだわらず、自分なりに材料にも変化をつけて、アレンジを楽しんでみて下さい。
水引や木の枝、リボンなどの材料にねじりを加えて立体感を与えると、動きが出て華やかな印象になります。水引の結び方も、あえて左右対称にせず、端の部分を散らしてみると、豪華に見えるでしょう。最後に防虫剤などをかけておくと、長く保存できます。
落ち着いた印象にしたいときは、正月飾り(B)のように、青系のプリザーブドフラワーを使うと、少ない材料でも上品にまとまって見えます。クリスマス飾りも簡単に作ることができます。星や輪の形の台を準備して、その上にプリザーブドフラワーやリボン、植物、飾り玉などを重ね、接着剤で固定します。
同じ材料でも人によって全く違った飾りが出来上がります。子どもたちと一緒に作ると、豊かな感性にきっと驚かされますよ。
=2009/12/09付 西日本新聞朝刊=