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夏男疾走 博多山笠「追い山」

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櫛田神社の清道から博多の街に向かう舁き山笠 =15日午前5時すぎ、福岡市博多区
 全国に知られる伝統行事、博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山」が15日早朝、福岡市博多区であった。土曜ということもあり、舁(か)き山笠の順路は例年を上回る観衆でぎっしり。その中を男たちの勇壮な掛け声と、山笠を舁く力強い足音が駆け抜け、15日間続いた祭りの興奮は、最高潮に達した。

 空が白み始めた午前4時59分、太鼓の音を合図に、一番山笠・恵比須流(ながれ)は猛スピードで櫛田神社(博多区上川端町)の境内に突進。「櫛田入り」を果たすと、山笠を止めて全員で「博多祝い唄(うた)」を荘厳に歌い上げ、博多の街に再び駆けだした。

 二番山笠以下も続き、八番山笠・上川端通まで次々に櫛田入り。七番山笠までの舁き山笠は、約30分かけて同区須崎町の「廻(まわ)り止め」まで約5キロの道のりを疾走した。舁き手の「オイサッ、オイサッ」の掛け声が響く通りには、勢い水が飛び交い、見物客の盛んな拍手がわき起こった。すべての山笠が舁き終えると、櫛田神社の能舞台で「鎮(しず)めの能」が演じられ、最後を締めくくった。

=2006/07/15付 西日本新聞夕刊=

2006年07月15日18時30分