東国原英夫知事と市町村長が地域の課題についてざっくばらんに論議し合う「チーム宮崎・ひざ詰めトーク」がスタート。第1回目が1日、木城町役場であった。

 ひざ詰めトークは、知事と県内30市町村長が集う自治懇話会などの席で首長側から「少人数でじっくり知事と話したい」との要望があり、県が企画。地域ごとに六ブロックに分けて、5人前後の少人数による議論を展開する。1回目は、西都・児湯ブロックの7市町村長が出席し、地域医療問題などを論議した。

 観光振興策の充実では高鍋町の温泉などが話題に上がり、知事が「県内は温泉郷がない。その分おもてなしの『心の温泉』をアピールしたい」と提言。橋田和実・西都市長は「多様性のあるリゾートと内陸部の神話的な魅力があり、そのコントラストを売り出したらどうか」などと述べた。

 観光ルートの確立については、「東児湯観光は注目されていない。『穴』ですね」と知事は率直に意見。内野宮正英・川南町長は「民間主導で食と結び付ける観光地づくりに取り組む」と述べた。また、少子高齢化問題でも「限界集落をいかに立て直すかが課題」(黒木定蔵・西米良村長)など活発な議論が続いた。


=2007/10/04付 西日本新聞朝刊=