百貨店の山形屋(本社・鹿児島市)がインターネット販売で宮崎県産ブロイラーの炭火焼き商品を「宮崎地鶏」と不当表示していた問題で、同県の東国原英夫知事は25日、県庁で「(商品の)取り扱いが非常に安易。食の安全安心が叫ばれる中、(山形屋がチェックミスを弁明した)『単純ミス』の一言で終わるのかという疑問は残る。厳正に受け止めてもらいたい」と憤りを示した。

 商品には東国原知事のイラストシールが添付されており、知事は「(消費者が)私のお墨付きとか県の推奨とか、という受け止めをされるのは致し方ないかなと思う」と述べた。その上で、イラストの在り方や管理などについて「今後検討する時点に来ている」と見直しも示唆した。

 県地域産業振興課によると、東国原知事は就任後、陳情などで上京した際に、PRのため地鶏炭火焼きなどの土産品を持参していたが、その中に山形屋が誤表示した商品はなかったという。

 24日夜に記者会見した宮崎山形屋の佐多芳大社長は「お客さまや商品を製造した業者、東国原知事に大変申し訳ない」と謝罪した。



=2007/10/25付 西日本新聞朝刊=